10年後の日本を描け!
東北から「地域」が変わる。
生かした「働きの場」
飲食業
限界集落で、地域活性化!
cafe はまぐり堂
津波により壊滅的な被害を受けた浜で、残された資源を生かし、カフエ・ツリーハウスやマリンレジャーなど人が集うきっかけを提供し、持続可能な集落経営を行う。
ITビジネス
林業
森を活かして、仕事を創る
NPO法人吉里吉里国
地域の面積の9割を占めながら、有効活用されず放置されてきた森林から、木材としての販売、薪などのバイオマス資源、森林教室の開催など、多面的な事業創出に取り組んでいる。
農業
都市と地方を「食」でつなぐ
NPO法人東北開墾
生産者と消費者がお互いに価値を共有できるコミュニティ作りを目指し、月1回食べ物つき情報誌を届ける仕組みを構築。現在は、全国へのモデル展開も行っている。
水産業
若手漁師の作る、次世代漁業!
一般社団法人フィッシャーマンジャパン
サプライチェーンの中、卸業者に商品を流すだけ、という構造だった漁業を、生産者が独自の商品開発、販路開拓、生産者同士のネットワークを作り、新しいモデル構築に取り組む。
観光・交流
人が行き交う仕組み作り
一般社団法人南三陸町観光協会
人口減少を交流人口の増加により補うため、観光協会が最新の地域情報の発信を行っている。また、ツアー手配や物販などの自主事業を展開し、行政に頼らない運営も目指している。
自然
エネルギー
エネルギーの地産池消。
気仙沼地域エネルギー開発(株)
放置されていた森林を生かしエネルギーの地産池消を実現するため、林業家や山林所有者から間伐材を買い取り、木質ガス化発電プラントで発電・熱源供給する事業を立ち上げ。
「都市機能」
福祉
情報弱者を地域で見守る!
一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター(仮設きずな新聞)
仮設住宅などで一人暮らしをする方などに、隔週で「仮設きずな新聞」を手配りで届けに行き、住民の自立や引きこもりや孤独死を防いでいる。
医療
住民主体の健康づくり。
一般社団法人りぷらす
介護度の増加率が高い地域で、リハビリテーション施設を立ち上げ。また、住民主体の介護予防を進めるため、体の基礎知識と基本の体操を教える講座を始めている。
交通
車が起点のコミュニティ再生
一般社団法人日本カーシェアリング協会
仮設住宅などで送迎ボランティアを発掘し、病院や買い物に出かけるのに助けの必要な方とマッチングすることで、住民同士の助け合いのコミュニティを構築。
障碍者雇用
障害者が生かされる職場
(株)アップルファーム
障害者が働きやすい仕事を設計し、自然栽培の米・野菜を作る農園とレストランを立ち上げ。社会的弱者の雇用の場作り、耕作放棄地の有効活用の為、モデル展開にも取り組んでいる。
高齢者
安心に長生きできる地域!
(株)ソーシャルプロジェクト(愛さんさん宅食)
一人暮らしの高齢者や食事制限のある方へのお弁当の宅食事業を展開。病気や噛む力に合わせた食事を準備することで、誰もが生き生きと暮らせる地域づくりを目指している。
「まちづくり」
教育
まちづくり
会社
戻りたくなる街づくり。
(株)小高ワーカーズベース
福島第一原発の避難区域内で、避難指示解除後に住民が帰還し生活が成り立つように、解除に先駆けて、地元主婦と食堂の立ち上げ、地元のシルク製品の事業化などを行う。
子育て支援
子連れで働ける環境作り!
NPO法人ピースジャム
「働きたくても育児が理由で働けない母親」のために、隣室のキッズルームをガラス越しに見ながら、子連れで働ける「縫製」と「ジャム」の工房を立ち上げ。
次世代育成
地域のリーダーを育てる!
認定NPO法人カタリバ(コラボ・スクール)
「震災を体験した子どもへの学習支援や心のケアを実施。また、地域から未来の復興を担うリーダーを育てるため、キャリア教育やプロジェクト型学習も取り入れている。
景観保全
観光と環境保護の両立!
宮城ダイビングサービス ハイブリッジ
海中の瓦礫を撤去するボランティア活動をしながら、ダイビングスポットを開発。観光客を呼び込み三陸の海の魅力を発信しつつ、ボランティアに参加するダイバーを育成している。
住民自治
住民が、地域を決める!
一般社団法人ISHINOMAKI2.0
厳しさの増す地方自治体の財政の中、地域住民が自分たちでできることを自ら主体的に解決する「協働」の仕組みを、行政と共に構築している。
今、東北には、日本全国の「地域」に共有する様々な課題に対して、プロジェクトが生まれています。
全国平均よりも進んでいる高齢化(※1)や、若者を中心とした人口流出(※2)など、多くの課題を抱えていたこの地域に、震災以降多くのヒト・モノ・カネなどの資源が集中し、そこから課題解決の仮説とも言えるプロジェクトが生まれてきました。
10年後の日本を想像した時に、進みゆく高齢化や人口減少をはじめ、変革期にある教育、エネルギー・食料の自給問題、地方自治のあり方など、様々な面で今とは違う社会になるでしょう。その社会を今よりも魅力的なものにするために、いま東北で生まれている課題解決のアイディアが、多くの可能性となるはずです。
「右腕プログラム」では、これらのプロジェクトで力を発揮して、いずれ自らも何か社会のために仕掛けていきたい、という人材を東北のプロジェクトと結び付け、1年間の活動をサポートしています。課題解決の現場で身をもって体感したい、そんな仲間を募集します!
みちのく仕掛け人市では、「右腕」経験者たちのトークライブや、テーマ別の分科会を通じて、いま東北で何が起きているのかを紹介します。イベント終了後、多くの仕掛け人が生まれていることを楽しみにしています。
※1:全国平均25%に対して、東北の沿岸部では30%を超える地域が多い(2014年)
※2:東日本大震災以前から、岩手県・宮城県・福島県では、人口の転出数が転入数を上回っていた。
イベント当日の流れ
開催概要
日時 | 2015年7月25日(土)13:00-18:00 |
場所 | いすゞホール(東京都品川区南大井6-26-2大森ベルポート2階) [ 地図 ] |
定員 | 100名(事前予約制、先着順) |
参加費 | 無料 |
対象 |
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主催 | NPO法人ETIC. |
後援 | 岩手県/宮城県/福島県/復興庁 |
イベント参加者の声
- 関心テーマについて多くの情報が得られました。
- 新しい取り組みへの意欲、ワクワク感が増しました。直接お話が聞けて良かったです。
- コミュニティ作り、まちづくり、これからの働き方に興味ある自分にとって現場主体で事業を作る体験は非常にプラスになると思います。
- 今回のフェアをきっかけにいろいろ考えてみたいと思います。
- 退職時期(~3ヶ月後)に合わせてご相談いただけるとのことで安心しました。
- 自分の今のキャリアを少しでも活かしながら、幅広いキャリアの可能性を感じました。
- 参加してみて、実際にどんな人材像が求められているのかわかってよかった。
- 復興支援しようと思ってもベクトルの方向がわからなかったのでわかるようになったのが良かった。
- 自分がやりたいことに近いことをやっており、非常に共感出来ました。
- 復興ではなく、新しい価値を創造、発信だと思った。
- プロジェクトの代表の方と直接お話をして右腕に求めるスキルを確認できたのはもちろん、熱意を感じ刺激になりました。
- 「様々な分野で今まさに起きていることを一気に聞けて勉強になりました。」
- キャリアプランに右腕という制度を組み込みやすくなってきたなと感じました。知人友人にもおすすめしやすいです。
- 本当はいますぐ行きたいぐらいです!かなりわくわくしました。