HOME

プロジェクト ISHINOMAKI2.0(石巻市)

宮城県募集終了13213viewsshares2014.06.05

世界で一番面白い街をつくろう

ISHINOMAKI2.0(石巻市)

テーマ:コミュニティ・デザイン誇れる地域をつくる 活動地域:宮城県石巻市 職種:コミュニティづくり・支援調査・分析・評価

活動サマリー

ISHINOMAKO2.0は、東日本大震災を経験した石巻を、震災前の状況に戻すのではなく、新しいまちへとバージョンアップさせるために2011年5月に設立されました。(2012年2月に法人格取得)。石巻は他の多くの地方都市と同じく、保守的な商業構造により停滞する経済、若者の流出・高齢化、また、しがらみによる閉塞感に包まれていました。そうした状況を打開すべく、石巻に元からあるリソースを丁寧に拾い上げ、石巻市外のありとあらゆる才能と結びつけ、今までになかった新しいコミュニケーションを生み出してきました。今までにない新しいまちづくりを通し、まちと人が相互に成長していく場をつくることを目的としています。既成概念にとらわれることのない空き地・空き部屋の利活用や、しがらみを越えた地域内の連携、地域外との協働によりまちを面白く「ひらく」ことを目指して下記の事業に取り組んでいます。

■まちづくり関連事業:
まちづくりシンポジウム・体験型イベント実施企画「STAND UP WEEK」、石巻市委託事業「地域自治システムサポート事業」、遊休不動産利活用・移住促進「石巻2.0不動産」、商店街活性化のためのアイデア提案「石巻手作りCMプロジェクト」、文化という側面から街を活性化「世界で一番面白い街をつくる実行委員会」など
 
■情報発信事業:
住民ヒアリングの書籍化「石巻VOICE」、まちの歴史と店舗再会情報をビジュアル化「石巻まちあるきマップ」、地域情報をネットニュースで配信「石巻経済新聞」、ラジオ番組「RealVOICE」、浜の魅力を発信する観光情報冊子「いしのまき浜日和」など 
■教育関連事業:
課題解決型人材育成プログラム「いしのまき学校」、高校生対象のリーダーシップトレーニング「いしのまき学校高校生ゼミ」など 
■子どものための事業:
「こどものまちいしのまき」、プレイパーク運営、移動式遊具開発など
■交流促進事業:
オープンシェアオフィス「IRORI石巻」、まちの未来を気軽に語り合う「復興バー」、雑誌をテーマにしたコミュニティスペース「コミュニティカフェ・かめ七」など 
■産業創造・活性化事業:
六次産業化における高付加価値化提案、体験型ビジターズプログラム「いしのまきトラベルレストラン」など 
■文化振興事業:
本のコミュニティスペース「石巻まちの本棚」、まちの映画文化を興隆「ISHINOMAKI金曜映画館」、「世界で一番面白い街をつくろう実行委員会」など

業務内容

石巻市から委託を受けて実施する地域自治システムサポート事業において、地域(山下地区4,000戸・桃生地区2,000戸など)に密着した形で、地域内住民の関係構築を支援、従来の高齢の町内会役員だけではなく、若者やNPO・PTA・教育機関・企業など多様な担い手による主体的・積極的な協働の仕組みをつくり、活力のある地域コミュニティを創生する。
地域ごとに開催される会議のファシリテートや議事録作成により、充実した会議の進行をサポートするとともに、成果物を適切にまとめ、精度の高い報告書を作成することにより、他の地域にもノウハウ移転が可能な仕組みづくりをおこなう。
また、ISHINOMAKI2.0がこれまで取り組んできたまちづくりの手法を地域内に取り入れ、楽しみながら地域づくりに参画する若手キーパーソンを発掘したり、外部の団体と結び付けることで地域の魅力を高める。また、多様な意見が発信されやすくし、行政・個人・企業の協働のまちづくりを推進する。

条件

●活動期間:12ヵ月以上
●活動地域:宮城県石巻市
●活動支援金:150,000円/月
  →ETIC.震災復興リーダー支援基金およびプロジェクトより支給
 →ap bankよりETIC,震災復興リーダー支援基金にご支援を頂いています
●生活支援:宿泊場所あり(シェアハウス)、共用車あり
●その他:右腕派遣期間後、継続雇用の可能性あり

リーダーからの想い

東日本大震災最大の被災地・石巻では多くの生命・財産が失われましたが、全国全世界から様々な才能や思いが集約している場所でもあります。ここで現在起きていることは世界中のどこにも類を見ない新規性の高いことであり、また、「共感」という新しい価値での結びつきが生まれています。こうした一つ一つのコミュニケーション・アクティビティをきちんと他地域や後世に伝え、若者が挑戦しやすい社会をつくることで、世の中を覆っている閉塞感を打ち破ることに貢献できればと考えています。

こんな人を待ってます!

・地域内の多様な住民の方たちと関係構築できるコミュニケーション能力のある方
・書類作成などの事務処理能力(議事録作成・オフィスソフトの活用など)のある方
・コミュニティデザイン・地域マネジメントなどに対する関心がある方
・相手の気持ちを思いやれる方、様々な意見を尊重できる方、几帳面な方

ETIC.の担当スタッフから一言

「いただいたお話を断らない。」このポリシーを貫いて取り組んできた3年間で、「世界で一番おもしろい町・石巻」を目指し、交流促進、産業創造、文化振興、教育など、多様なプロジェクトを多くの方々とともに仕掛けてきました。
ここからは仕掛けの輪を、今まで以上に地域に根ざした形で展開していきます。ISHINOMAKI2.0が持つユニークさと、市内の地域自治組織との間でどのような化学反応が生まれるのか、この新しい地域づくりの実験をともに担う右腕を募集します。

基本情報

テーマ まちづくり、地域の担い手育成
主な活動地域 宮城県石巻市
受入団体 一般社団法人ISHINOMAKI2.0
WEB http://ishinomaki2.com/

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

松村 豪太(一般社団法人ISHINOMAKI2.0 代表理事)

石巻生まれ、石巻育ち。大学では憲法を専攻。大学院修了後バーテンダーなどを経て、スポーツを通したまちづくり活動を行う。勤務中に津波被害にあい自宅も半壊するが、震災直後から瓦礫撤去、泥かき、仮設住宅団地のコミュニティー形成などに奔走し、石巻中央部の復興活動の中心的な役割を担う。ISHINOMAKI2.0の発足後は復興に留まらないまちづくりのアイデアを次々と実行に移し、まちの内外の様々な立場の人々をつなぎながら石巻のバージョンアップを目指す。2012年度グッドデザイン賞復興デザイン賞・第4回地域再生大賞特別賞受賞。

スタッフ(右腕)紹介

松下嘉広(右腕)

詳細プロフィール

この情報をシェアする

その他の募集中のプロジェクト

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

SITE MENUサイトメニュー