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プロジェクト 吉里吉里国(大槌町)

岩手県募集終了10690viewsshares2015.02.10

森に眠る宝、森林資源をいかし林業からの街づくり

吉里吉里国(大槌町)

テーマ:地域資源を活かす農・漁・林業の新モデル 活動地域:岩手県大槌町 職種:企画・開発・マーケティング企画・商品開発・クリエイティブ

活動サマリー

● 地域と人、なりわいをつなぐ森林再生事業

大槌町は、全面積の約9割が森林で覆われています。主な活動対象地域は吉里吉里集落やその山林です。街では人口流失がつづき、山も40年来放置されたままの荒廃した森と化しています。

集落の森の約7割は、地元漁師たちが所有する民有林です。豊かな森の再生を目指し、その保全整備(間伐などの保育作業)に取り組んでいます。また、地域の安全維持、環境美化、海をも育む生態系を含めた自然環境づくりを目指します。そして、この活動を次世代に残すための仕組みづくりも進めていきます。

間伐材を全て資源として有効活用し、建築用材や薪などを生産しながら地域内での木質バイオマス利用促進につなげます。また、それらの販路を拓くことで副業的生業づくりにも結びつけます。

さらに、地域住民を対象に森林教室や林業学校などの行事を定期的に開催しています。自然の美しさや厳しさ、大切さなどを学び、共存の暮らしを育む人財育成や、失われつつある林業技術の普及や林業担い手育成を行いいます。加えて、人と森とが資源の、無垢で新たな観光業づくりも視野に入れてます。

業務内容

●森の宝を活かす コーディネーター

【具体的な業務内容】
メインは、事業全体の円滑な運営を推進させるため、その中核を担う事務局体制の強化と、マネージメントを行ってもらいます。具体的には、事務関係書類や申請書などの作成と管理などがあります。

その他にも、森林教室や林業学校など後継者育成などに係わる各種行事イベントの企画・情報発信・運営などを、私たちと共に考えてください。活動場所は、当団体の拠点や地元集落の森の中です。地域内外から、地元住民やボランティアさん、事業関係者など多くの方々を活動現場に受け入れています(月平均、約90名)。

現場に起て!答えは現場にある!を、私たちはモットーとしています。今後、新規事業の企画・創出などを考えている方には、その足がかりをつかむ機会となるでしょう。

【成果目標】
・事務関係書類などが適正に作成・管理され、事業遂行や資金運用の状況が正確に把握でき、円滑な事業運営のベースができている状態。
・各種行事やイベントの中身が向上し、内外からの参加者が魅力と満足を感じ、リピーターが増えることで、事業の輪が広がるためのベースがつくられている状態。

条件

●活動期間:12ヵ月
●活動地域:岩手県大槌町
●活動支援金:200,000円/月
  →ETIC.震災復興リーダー支援基金とプロジェクト側より支給
  (ap bankよりETIC.震災復興リーダー支援基金にご支援を頂いています)
●生活支援:居住場所あり、通勤活動交通費あり、赴任手当あり、車あり
●その他:右腕派遣期間後、継続雇用の可能性あり

リーダーからの想い

震災で仕事も自宅も、大切な人も失いました。しかし、吉里吉里集落の森だけは、津波の前と同じ姿で残っていました。

あの日、大津波が去った瞬間から行方不明者の捜索活動などを連日つづけました。疲れた切った私の体と心を護ってくれたのは、避難所の校庭の片隅に終日燃えていた焚き火の炎でした。

その炎は私を諭し、起ち上がる力と勇気を授けてくれました。
「全てのものを無くした今、他に失うものはない。失うものが無ければ、もう怖いものもない!犠牲者の悲しみを、背負いつづけながら生きていこう。」と思いました。

助かった命を、遺してもらった人生を、集落の森の中で活かそうと私は決めたのです。

こんな人を待ってます!

【能力・スキル面】
企画・PR(広報)経験者、あるいはベンチャービジネスなどに興味・関心がある人、歓迎します。
自然環境の保全や、林業に興味を持つ人。
【性格面】
周りの人たちと楽しく仕事ができる人。
チームプレーの経験がある人

ETIC.の担当スタッフから一言

山と海が入り組むリアス式海岸である三陸海岸は、漁業に適しているだけではなく、林業も大きな地域資源であり産業としての大きな可能性を持っています。木質バイオマスだけではない、新しい森林資源の活かし方を一緒に創造していくチャレンジが吉里吉里国にはあります。

基本情報

テーマ 地域資源を活かす、農・漁・林業の新モデル
主な活動地域 岩手県大槌町
受入団体 NPO法人吉里吉里国
WEB http://kirikirikoku.main.jp

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代表者紹介

芳賀正彦(NPO法人吉里吉里国理事長)

24歳で青年海外協力隊員としてエチオピアに渡る。その後、パプアニューギニアで働いたのち、妻の実家である岩手県大槌町吉里吉里に移り住む。(28歳~現在)。大震災で家は全壊、殆どの物を失う(家族3名は全員無事)。常に現場に起ち続けています。全ての答えが、現場にしか落ちていないからです。

スタッフ(右腕)紹介

神辺信夫(右腕)

詳細プロフィール

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