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特集記事 Twitterがきっかけで休職。右腕として復興支援。

1929viewsshares2011.07.06

Twitterがきっかけで休職。右腕として復興支援。

リサーチ・アセスメント・提言を通じて、東日本大震災の復興支援活動をしているRCF災害支援チーム。数多くのベンチャー企業やNPOのスタートアップ支援・経営革新に取り組んできた、RCF災害支援チーム代表の藤沢烈さんのもとで、右腕として活動している丸山 盛嗣さんにお話を伺った。【RCF災害支援チーム・丸山盛嗣(1)】

―そもそも、どういった経緯で右腕として今回加わったんですか。

大学時代に情報誌を創刊しまして、その巻頭挨拶を以前から生き方に憧れていた烈さんにお願いしたことがありました。その時のご縁から5年くらいたち、烈さんのTwitterをフォローしていたんですが、突然、「震災関連のリサーチボランティアを募集します」と流れてきたんです。僕自身もたまたまその時に「震災からの復興に向けて、何か具体的な支援をしたい」と考えていました。3月の終わりくらいですね。

―つなプロが始まって、烈さんのもとに避難所のレポートがたくさん来て、一緒にやってくれるリサーチャーを募集していた頃ですね。最初、烈さんが募集したのは土日の単発でしたよね。

最初は単発でかかわりました。でも、土日以外にできそうなことがどんどん増えていて。4月すぐくらいに休職の手続きをして、フルタイムで関わっています。普段から調査・分析・提案は業務上おこなっていたので、そういう僕自身の強みを最大限に活かせると思いました。

―大学から今まではどんなことを。

大学1年の終わりにETICを通して、ウィルシードという教育系のベンチャーに1、2ヶ月くらいインターンでお世話になり、徹底して社会人の基礎をたたき込まれました。そのあと大学の先輩に紹介していただいたベンチャー企業に入り、会社は急速に成長段階にあったので、とにかく猛烈に働きました。その後、IT企業に移り、中期計画策定や事業化支援などをメインでやっていました。

―実際に今の活動をしてみてどうでした?

現地に行かなきゃわからない情報はもちろんたくさんあるんですが、今はインターネットを活用して東京にいてもいろいろな情報が手に入るので、ある程度状況がわかるようになっています。現地では次々に変化が起こるので、柔軟かつ迅速に対応できる人が求められているけど、東京にいてもできることは沢山あると実感しています。リサーチを通して全体を把握したり、過去の大震災から教訓を学んだり、それをもとに提言活動までいけるんじゃないかと感触をつかめています。

―どこに面白みを感じてらっしゃるのですか。

昔から僕自身は、全体を見渡した計画作りに関心があって、震災後のようにゼロからなにかを作り出していこうという段階で、ちょうどそれに携わることができ、とても挑戦しがいがあると感じています。また同じような活動をしている人たちって、「将来なにかやりたい」とか前向きな人が多いんです。そういう同世代の仲間と将来のことを考えて行動できるっていうのはすごく貴重な体験だと思いますね。

―烈さんとは、実際ご一緒してみてどんな感じですか。

毎日が3倍速くらいで過ぎ去っていってます。もともとSNSなどで情報をオープンにされてきた方なので、印象が違うことはそんなになかったです。仕事の上では毎日が刺激的で、厳しいところは多いものの、とてもストイックな方だなと感じます。若者に機会を与えて、大きく仕事を任せ、優しくも厳しい。これまで仕事で出会った方とは、食事や睡眠などの生活習慣を始め、一風変わっていますね。いろんな経営者とお話をされたり、独立支援をされている方なので、僕自身も独立するときに大きく参考になると思っています。

―他にはどんな人が関わっているんですか。

現在、大学生のインターンが3名、社会人のプロボノが5名ほどいますね。インターン生は、若くて優秀ってこともあるかもしれないけど、吸収がとても早くて、アウトプットのレベルも日ごとに上がっていきます。阪神・淡路大震災の時も大学生が中心となりがんばっていて、その人たちが今リーダークラスになってきているわけですよね。インターン生とか僕らも、10年後、20年後、しっかりがんばっていかなきゃいけないし、そういう世代間のよい循環ができるといいと思います。

―プロジェクトを通して感じている問題意識などは。

行政は比較的データをオープンにしているのですが、まだまだ民間側でそのデータを十分に活用できていなかったりすることですね。あと、被災地でとても頑張っているNPO/NGOや個人を応援する仕組みが発展途上で、後方支援が細切れになったり、横の連携が十分とれていない部分があります。今後どうやってそこをうまくつなげていけるか、烈さんの実践していることを真横で見ながら真似ていきたいなと思っています。

―夏以降のプロジェクトの展望とかは、どんな感じでしたっけ。

震災後、多くの方々にご協力・ご支援いただきながら、今まではリサーチやアセスメントなど、調査・分析が活動の中心でしたが、これからはもっと踏み込んで、事業計画の策定支援や提言活動を中心に展開したいと考えています。

―実際の事業のイメージはおありですか。

たくさん情報が集まりすぎていて決めかねている部分はあります。子ども保育が足りていない地域があったり、仮設住宅で高齢者が不自由なく生活できるかであったり…。今後2~3年は続く課題だと思うし、その状況は日本の縮図でもあると思います。現在のリサーチやアセスメントの延長で、ご協力いただいている方々と一緒になにか支援プログラムを開発できればいいなと考えています。

―個人としてこれからやりたいこととかはありますか。

もともとベンチャー企業やIT企業を選んだのも、自由度が高くて、社会に対して新しい価値を出していけるような分野だったからなんです。抽象的ですが、新しい価値を出せる分野で僕自身も事業をやっていきたいという思いがあります。今はFacebookやTwitterを使って人とつながりやすい状況になっていて、最近本当に点と点がつながるような出来事が増えています。一つ一つの出会いを大切にして、同じ志を共有できる仲間と、将来的になにかできたらいいなって思います。

―参加を考えている方にむけて、なにか。

これまでは緊急支援という視点で、目の前の優先度の高いものをすぐにやらなきゃってことがほとんどだったんですけど、これからは資金調達や企画内容もしっかり考え、事業を創造したり、提言活動を実施していくことが必要になると思います。僕たちの未来なんだから、大人任せにしないように、若い人たちには特に関わってほしいと思っています。ここでできるつながりは、必ず将来価値を生むと思います。

■右腕求人情報:RCF災害支援チームー震災リサーチを通じて、 効果的な復興支援を加速する。

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