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地域の担い手育成仕事づくり

東北の木材と伝統技術を活用し魅力溢れるギターをアジアへ!

女川ギター工房立ち上げプロジェクト(女川町)

テーマ 地域の担い手育成,仕事づくり
主な活動地域 女川町、仙台市
活動概要 プロジェクトを始めた背景には、東日本大震災で大きな被害を受けた女川町の復興に貢献したいという想いがあります。昔から町にある漁業とは違う新しい産業を興し、雇用と経済の活性化の面で復興に貢献したいと考えています。

復興に貢献するためのプロジェクトですが、商品は復興への情緒的な価値ではなく、クオリティーの高さで販売できるギターを作らなければならないと考えています。理由は、復興への情緒的価値を訴求した商品では一時的な販売しか見込めず、永続的に事業を続け事業を規模化していくのは難しいと考えられるからです。
そのため、商品はクオリティーの高さはもちろんのこと、新技術も投入し、純粋に良いギターとしてのブランディングを目指しています。

現在は、新技術とオリジナルデザインの開発のために、試作品の製作を行っており、国内の木材の特性の見極めと、伝統木工技術活用の仕方を色々と試しています。特に伝統木工技術の活用においては、陸前高田市の宮大工である気仙大工と共に取り組んでいます。宮大工技術をギターに盛り込むという全く新しい取り組みで他メーカーの製品との差別化を図るのはもちろんのこと、宮大工技術を一般的な製品へ活かすことで伝統技術の継承を促進する狙いもあります。
また、先に販売拠点と販路を確立すべく仙台市街地に国産エレキギター専門店 GLIDE を昨年末にオープンし、ブランド価値の高いショップ作りと運営を行っております。

2015年12月から工場を稼働し、初めの半年間で多数の試作の中から製品を決定し、量産体制を確立予定です。その後の半年間で400本ギターとベースを製作するのが、1年目の目標です。

量産体制を確保し目標本数の製作を行うためには、大掛かりな木工機材の導入が必要であり、それに伴う金融機関や補助金等の多様な資金調達が必須です。現状では弊社代表がそれに取り組んでおりますが、店舗運営と工場の立ち上げ、試作品のプランニングも兼任して行っているために、十分に手が回らない状況です。まずはその状況を改善できる人材が必要だと考えています。
また、海外販路を確立するためのマーケティング費用の調達や管理、ギター材料の仕入れから販売、社員給与等のお金に関わる業務全般も任せたいと考えています。
業務内容 ●経理、財務で支える、魅力溢れるギター生産プロジェクト!

【業務内容】
1年後のビジョンである、ギターの量産体制と海外販路の確立に向け、資金調達と財務、経理管理に取り組んでいただきます。事業をスピーディーに規模化させるための迅速な行動力と、試作と販路作りにおいてトライアンドエラーを繰り返しながら頻繁に変わる状況への対応力も求められます。

具体的には以下の業務を担っていただきます。
・補助金や金融機関等の多様な資金調達法の調査から申請まで
・代表者が販売と立ち上げに専念できるように、お金に関わる業務全般の処理と管理
・現在の経理担当者が一人で決算書を作れるように指導すること

【成果目標】
・工場の立ち上げと運転、他マーケティング費用が確保できていること
・代表者が販売と立ち上げや戦略の立案に専念できていること
・財務の面からの意見も交え、共に戦略を練ることができるようになること
・現在の経理担当者が一人で決算書を作ることができるようになること
リーダーから
の想い
私には強い想いがありました。質の高いものづくりを行うギター生産者がいきいきとする日本を作りたいという想いです。そして、震災が起き、その直後からボランティアに入り、東北になんとかして貢献したいという想いを募らせました。この2つの想いを実現すべく、2014年春に妻と共に仙台に引っ越しました。
当社は、これまでにない世界にただ1つのエレキギターを作り上げることを目指しています。御茶ノ水の大手楽器小売店に勤務していたときから培ったエレキギターに対する深い知識と業界での人脈を使って、必ずや作り上げます。
このプロジェクトで作るギターは、圧倒的に高い製品クオリティーと、それを顧客にしっかりと伝え販売することができるブランディングとセールスが求められます。なぜなら、復興への想いを入れただけの商品では一時的な顧客の獲得しか望めず、長期的に拡大し被災地の発展に貢献することはできないからです。新たな価値を共に創造し、アジアへ、世界へギターを売りましょう!
ウェブサイト http://glide-guitar.jp
プロジェクト
の詳細
http://michinokushigoto.jp/project/9338

代表者紹介

梶屋陽介(株式会社セッショナブル代表取締役)

御茶ノ水の大手楽器小売店に勤務し、トップセールスマンとして月100本のギターを販売していたが、震災を契機に大手楽器店を退職。
ギターで復興を後押しすべく仙台に移住。平成26年11月に仙台市青葉区一番町に楽器店GLIDE(グライド)をオープン。
日本経済新聞や地元テレビ局の取材などもあり、徐々に楽器店GLIDE(グライド)の認知度が高まってきている。

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