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プロジェクト 女川ギター工房立ち上げプロジェクト(女川町)

宮城県募集終了15049viewsshares2015.07.13

東北の木材と伝統技術を活用し魅力溢れるギターをアジアへ!

女川ギター工房立ち上げプロジェクト(女川町)

テーマ:雇用をつくる地域資源を活かす 活動地域:宮城県女川町 職種:制作・クリエイティブ営業・接客・カスタマーサポート

活動サマリー

宮城県の沿岸部、女川町にて新しいエレキギターブランドの生産事業を立ち上げるプロジェクトです。作るギターは、東北、国内の木材と伝統技術を活用し、日本らしさを前面に打ち出した全く新しいコンセプトで、海外、特にアジアをメインに販売予定です。

プロジェクトを始めた背景には、東日本大震災で大きな被害を受けた女川町の復興に貢献したいという想いがあります。昔から町にある漁業とは違う新しい産業を興し、雇用と経済の活性化の面で復興に貢献したいと考えています。

復興に貢献するためのプロジェクトですが、商品は復興への情緒的な価値ではなく、クオリティーの高さで販売できるギターを作らなければならないと考えています。理由は、復興への情緒的価値を訴求した商品では一時的な販売しか見込めず、永続的に事業を続け事業を規模化していくのは難しいと考えられるからです。
そのため、商品はクオリティーの高さはもちろんのこと、新技術も投入し、純粋に良いギターとしてのブランディングを目指しています。

現在は、新技術とオリジナルデザインの開発のために、試作品の製作を行っており、国内の木材の特性の見極めと、伝統木工技術活用の仕方を色々と試しています。特に伝統木工技術の活用においては、陸前高田市の宮大工である気仙大工と共に取り組んでいます。宮大工技術をギターに盛り込むという全く新しい取り組みで他メーカーの製品との差別化を図るのはもちろんのこと、宮大工技術を一般的な製品へ活かすことで伝統技術の継承を促進する狙いもあります。
また、先に販売拠点と販路を確立すべく仙台市街地に国産エレキギター専門店 GLIDE を昨年末にオープンし、ブランド価値の高いショップ作りと運営を行っております。

2015年12月から工場を稼働し、初めの半年間で多数の試作の中から製品を決定し、量産体制を確立予定です。その後の半年間で400本ギターとベースを製作するのが、1年目の目標です。

量産体制を確保し目標本数の製作を行うためには、大掛かりな木工機材の導入が必要であり、それに伴う金融機関や補助金等の多様な資金調達が必須です。現状では弊社代表がそれに取り組んでおりますが、店舗運営と工場の立ち上げ、試作品のプランニングも兼任して行っているために、十分に手が回らない状況です。まずはその状況を改善できる人材が必要だと考えています。
また、海外販路を確立するためのマーケティング費用の調達や管理、ギター材料の仕入れから販売、社員給与等のお金に関わる業務全般も任せたいと考えています。

業務内容

1年後のビジョンである、ギターの量産体制と海外販路の確立に向け、資金調達と財務、経理管理に取り組んでいただきます。事業をスピーディーに規模化させるための迅速な行動力と、試作と販路作りにおいてトライアンドエラーを繰り返しながら頻繁に変わる状況への対応力も求められます。

具体的には以下の業務を担っていただきます。
・補助金や金融機関等の多様な資金調達法の調査から申請まで
・代表者が販売と立ち上げに専念できるように、お金に関わる業務全般の処理と管理
・現在の経理担当者が一人で決算書を作れるように指導すること

【成果目標】
・工場の立ち上げと運転、他マーケティング費用が確保できていること
・代表者が販売と立ち上げや戦略の立案に専念できていること
・財務の面からの意見も交え、共に戦略を練ることができるようになること
・現在の経理担当者が一人で決算書を作ることができるようになること

条件

●契約形態:業務委託
●契約期間:1年間
●基本給:月額300,000円
→ETIC.震災復興リーダー支援基金およびプロジェクトより支給
●活動地域:女川町、仙台市
●居住場所:右腕が選定した物件(住宅探しを支援し、家賃は団体が負担)
●住宅手当:あり(上限3万円まで)
●その他:右腕用の専用車なし。通勤手当あり(上限1万円まで)。赴任手当あり(上限2万円まで)

※本プロジェクトはNPO法人ETIC.の提供する無料職業紹介サービスに基づき、ご紹介しています。

リーダーからの想い

私には強い想いがありました。質の高いものづくりを行うギター生産者がいきいきとする日本を作りたいという想いです。そして、震災が起き、その直後からボランティアに入り、東北になんとかして貢献したいという想いを募らせました。この2つの想いを実現すべく、2014年春に妻と共に仙台に引っ越しました。
当社は、これまでにない世界にただ1つのエレキギターを作り上げることを目指しています。御茶ノ水の大手楽器小売店に勤務していたときから培ったエレキギターに対する深い知識と業界での人脈を使って、必ずや作り上げます。
このプロジェクトで作るギターは、圧倒的に高い製品クオリティーと、それを顧客にしっかりと伝え販売することができるブランディングとセールスが求められます。なぜなら、復興への想いを入れただけの商品では一時的な顧客の獲得しか望めず、長期的に拡大し被災地の発展に貢献することはできないからです。新たな価値を共に創造し、アジアへ、世界へギターを売りましょう!

こんな人を待ってます!

【スキル面】
・3年以上の経理業務経験を有する方、もしくは会計事務所や金融機関での実務経験3年以上の方
・頻繁に変わる状況下でも機転を利かせて動くことができるの方
・社会性の高いプロジェクトであることを理解し、外部に対して誠実な対応ができる方

【性格面】
・モノづくりに興味があり、新しい価値や技術の開発にも意欲的に取り組める方
・新しい価値や商品を世に出すことにワクワクできる方
・社会貢献や事業の成長に喜びを感じられる方

ETIC.の担当スタッフから一言

東北の木材をギターにする、斬新なプロジェクトです。耐水性の強い檜、温かみのある音の出る三陸杉、ボルトを使わない気仙大工技術の導入など、オリジナリティあふれるギターは、新しい東北の名産品になるでしょう。
2015年末オープン予定の女川駅前プロムナードの名所としての工房、新産業による雇用の創出と、期待は高まっています。世界中のギター工房の視察、マーケットリサーチ、ギターの知識は誰にも負けないという梶屋さんの勢いを、経理とファンドレイジングでさらに加速してくださる方をお待ちしています。

基本情報

テーマ 地域資源を活かす、雇用をつくる
主な活動地域 女川町、仙台市
受入団体 株式会社セッショナブル
WEB http://glide-guitar.jp

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

梶屋陽介(株式会社セッショナブル代表取締役)

御茶ノ水の大手楽器小売店に勤務し、トップセールスマンとして月100本のギターを販売していたが、震災を契機に大手楽器店を退職。
ギターで復興を後押しすべく仙台に移住。平成26年11月に仙台市青葉区一番町に楽器店GLIDE(グライド)をオープン。
日本経済新聞や地元テレビ局の取材などもあり、徐々に楽器店GLIDE(グライド)の認知度が高まってきている。

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