テーマ | 仕事づくり,地域福祉 |
主な活動地域 | 宮城県仙台市、石巻市、蔵王町、山形県、東京都、全国 |
活動概要 |
●全国700万人の障害者の1%を納税者に! 障害者を始めとする、社会的弱者と言われる人たちの働く機会はまだまだ不足しており、仕事に就けたとしても仕事内容や給与水準はかならずしも満足できるものではありません。彼らの真の自立(=納税者となる)のためには、公益性と収益性の成り立つ持続的な事業モデルを広げていくことが必要です。 ●地域の遊休資産を活かした"再生ビジネス" 仙台郊外で運営するブッフェレストラン「六丁目農園」は、代表・渡部の義弟の働く場をつくりたいと思ったことが原点です。スタッフの80%を障がい者で運営し、地元の規格外野菜を使い、不良債権化していた物件を有効活用しています。一見すると活用が難しいと思われている資産を活かし、現在は連日満員の人気店となりました。国や他地域からも注目されるようになったこのモデルを、私たちの理念のショールームとして、各県1拠点をプロデュースすることで、全国に同様の"社会貢献型飲食店"を増やしていきます。 また、新たに蔵王町でもプロジェクトがスタート。奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんの農法による米作りで、耕作放棄地の再生にチャレンジしていきます。 ●モデル展開に向け体制・仕組み整備が課題 しかしながら、現状は体制も仕組みも十分とはいえません。組織体制をつくり、モデル展開のツール、マニュアル、教育、営業などの整備が急務です。この1年は被災地宮城県において理念賛同の仲間つくり、組織作りの年と考え各セクションの専門性の高い人材採用、教育を行います。そして将来日本における地域再生のロールモデルとしてなくてはならない企業へと成長したく思います。 |
業務内容 |
●東北発!農業×弱者雇用の地域再生モデルの拡大 モデルの全国展開のために、普及可能なツールや仕組みを整備するとともに、実際に他地域をプロデュースするプロジェクトにも参画いただきます。 当初は代表・渡部に帯同し事業の全体像と現場のリアリティをつかんでいただき、その上で一緒にモデル構築を行っていただきます。その際に必要になる共感者との組織づくりも共に進めていきます。 具体的には以下の様な業務を担っていただく予定です。 ・今後プロジェクトを推進していく主要スタッフの採用・育成 ・チームつくりに必要なスタッフとの面談、人選、教育 ・現状の活動のデータベース化(他者が活用するため) ・多くの方に知ってもらう為のプレゼン資料作り、広報、撮影 ・代表と共に商談、ミーティングへの参加、右腕からの助言 ・FC企業様への導入指導 ※上記タスクを新旧スタッフとグループワーク ●1年後の目標 ・モデル展開のための、必要なツールや仕組みが出来上がっていること ・右腕が、標準的な規模・難易度の案件を、自ら獲得・組成できる状態 |
リーダーから の想い |
業界の常識の陰に本質の種が隠れているかの如く、いつも最初は大反対や誹謗中傷を頂くことが多いですが、信念を曲げづに思い、行動を続けていくことで理解者が徐々に増え少数派から大多数、そして業界の常識が生まれる事を体験から知っています。 本プロジェクトも誰かが覚悟を持って取り組まなくては解決できないと思います。常に”主役は誰か”と問う、つまり自分はその主役の脇役であり続ける事が幸せの立ち位置と思っています。ちょっとした切っ掛けで立ち直る人や地域、産業があると思います。その切っ掛け作りをして参りたく思います。 |
ウェブサイト | |
プロジェクト の詳細 |
http://michinokushigoto.jp/project/9228 |
代表者紹介
渡部哲也(株式会社アップルファーム 代表取締役)
※イベント当日は、渡部哲也さんの出席が難しいため、ETIC.清水よりご紹介致します。
1968年(昭和43年)仙台市生まれ。実家の倒産から始まり数々の失敗を経験する中、一人の障がい者との出会いから働くことの幸せを学び、自分の役割を発見する。現在は、食を中心に障がい者の戦力化を計り、経済的自立を支援する 株式会社アップルファーム代表のほか、東北復興プロジェクト「ロクファームアタラタ」の代表理事も務める。自身が経営する「六丁目農園」は6次産業化のビジネスモデルとして注目され、毎日超満員の繁盛レストランとして地元仙台に多くのファンを持つ。 また牡蠣の養殖業者と法人を立ち上げ水産6次産業化も積極的に行っている。
強みは、沢山の事業を経験してきた事から物事の本質をとらえ事と事を結び付けて新たの物を生み出すコーディネーション能力を身に着けた事です。