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寄磯浜応援出資者募集及びツーリズム事業

稲井 龍弥 /宮城県石巻市全域(牡鹿半島鮫ノ浦湾寄磯地区中心)
【HP】 http://www.kinka-hoya.com
【facebook】 http://www.facebook.com/kaiyu.sientai

稲井 龍弥

事業概要

震災の大津波により全滅した石巻市牡鹿半島寄磯浜の伝統ある金華ほや・帆立養殖が途絶えないよう地元漁業復興支援を継続し、全国からの支援により現在養殖中の帆立(平成23年夏より水揚げ開始)とホヤ(平成26年夏水揚げ予定)をメインにした新規加工品開発及び現地観光開発によるツーリズム事業に取り組んでまいります。

事業を始めたきっかけ

事業ビジョン

ここ石巻市牡鹿半島 寄磯浜では、平安時代より食され昭和初期より引き継がれてきたホヤの養殖が盛んで全国生産量の8割を占めておりました。
しかし、昨年の大津波によりホヤの他、ホタテなどの養殖棚、漁船、漁具、倉庫、製氷・加工場のすべてが破壊され、全滅状態となり再開のめども立たず伝統ある養殖技術の継承もできない状態に陥りました。
現在では、震災前の三分の一にも満たない数量ながら、今後、ホヤやホタテの水揚げの見込みが立ったことから、地元の人々を主軸にして、全国の消費者へ向けた商品開発として加工事業の新設、及び風光明媚な地域性を生かしたツーリズム事業を行います。

プロフィール

大学卒業後、地元水産会社営業部長として営業・水産物買付け・商品加工に従事
平成23年3月11日 東日本大震災発生以後すぐに出身地である石巻市においてボランティア活動開始
同年 7月 1日  一般社団法人海友支援隊設立 代表理事就任
・「金華ほや・帆立一口支援基金」設立 全国から出資者を募る
※平成24年6月現在 申込者数1028名/1520口・・・全国各所でのPR活動を継続展開中
・上記支援者からの基金、一般・企業様からの支援金、協力団体との連携により、漁業資材・機器・重機の調達、養殖施設の支援を進め、平成22年度でホヤ養殖棚35棚・帆立養殖棚33棚の合計68棚を完成させる。
※今後平成25年度までに養殖棚120棚を完成させる計画
・平成24年2月 日独協会様・ドイツ大使館様からのご協力により寄磯浜に「寄磯地区コミュニティセンター」の建設を計画
・協力団体との連携により寄磯地区及び前網地区の仮設住宅・在宅避難の100世帯への生活支援(定期的な食料や日用品、冬季間には灯油等の物資支援)を継続
※一例としてホヤ養殖漁業者にとっては種付けから水揚げに至るまでの生育期間は三年から四年を要し、その間収入が途絶えるという地域的問題を抱えている。

【ひとことコメント】
東北独特の味「ホヤ」の養殖技術は宮城県で開発され、全国の生産量の80%は宮城県で生産され特に
牡鹿半島北部の鮫ノ浦湾が中心に行われていました。
被災後、養殖の棚はもとより、加工場、倉庫など復旧すると共に新しい顧客(支援者=ファン)を増やし
浜に水揚げされたままの鮮度で調理しやすい海産物を新しい顧客(支援者=ファン)に届ける事業を漁業者
・加工業者・顧客の皆様と構築していきたいと思いますのでご支援をよろしくお願い致します。