みちのく起業

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たいこdeゲンキプロジェクト

星山 真理子 /宮城県内を中心に東北各地
【HP】 http://www.2525smile-p.jp/

星山 真理子

事業概要

【事業のビジョン】 参加型ドラミングにより、言葉ではない「楽しさ・面白さ・気持ちよさ」を体感でき、全ての参加者が立場を超え繋がり融和する場を作り出します。そして、被災地の市町村・地元NPOと連携し、そのプログラム効果を、住民の地域社会への参加意識に繋げます。

【事業ミッション】 参加型ドラミングセッションにより、仮設住宅や地域社会において協働する心を育み、良質なコミュニティ創りにより、人と人とが繋がれる社会を目指します。

【展開計画】 被災地でドラムサークルを立ち上げ、ファシリテーターを育て上げる事により、これから取得するNPO法人で雇用すると共に、地域独自でプロジェクトを継続し地域再生に貢献する。

事業を始めたきっかけ

事業ビジョン

仙台に本社を置く企業として、震災後の支援活動を通じて多くの皆様が避難所などで精神的に苦しい状況であることを知り、皆様にドラムを叩くことでストレスを発散し、少しでも多くの時間を笑顔で過ごしてもらいたいという想いから「にこにこスマイルプロジェクト」を立ち上げました。弊社のプログラムが社会的心理ケアの要素を満たしているということで、昨年8月に公益財団法人プラン・ジャパンより被災地の心のケア支援を目的とした「みんなで笑顔!プロジェクト」の内容の一部にドラミングを活用したいという申し出があり、同法人アドバイザーの心理ケア専門家と共に、心のケア支援事業を協力して10ヶ月間被災地3県で活動致しました。

本年3月末で事業が終了致しましたが、その後弊社に対して活動の継続を求める声が多くあり、今後尚一層の心のケア支援が必要であると認識致しております。事業継続の為に、株式会社ドラムカフェジャパンから切り離し、NPO法人を立ち上げ継続して支援事業を展開していくことと致しました。 地域社会が壊れていると言われている現在、人と人との繋がりが大切であります。特に今回の東日本大震災では地域社会そのものが壊れ、新たなコミュニティを創り上げていかなければなりません。私共のプログラムを通じて地域社会に少しでもお役に立ちたいと思っております。

プロフィール

1977年生まれ。地元仙台の高校を卒業と同時にオーストラリアへ留学。
その後オーストラリアでワーキングホリデービザを使い、働きながら1年間滞在。帰国後、海外と日本でイベント企画や通訳をしながら活動する。
2008年5月に仙台でドラムカフェインターナショナル代表の通訳を努めた事がきっかけで、翌月には本社のある南アフリカ共和国へ行き、ドラムが持つ素晴らしさを肌に感じ、今の日本に必要なものだとの想いから、同年8月に株式会社ドラムカフェジャパンを仙台に設立。震災後は、ドラムカフェのプログラムを使い、被災された皆様のこころのケア支援活動に取り組んでいる。

【ひとことコメント】
震災から1年以上が経ち、復旧、復興は進んでおりますが、こころのケア支援活動がこれから長期に渡り、最も必要な支援活動だと思います。その為に、NPO法人を立ち上げ、参加型ドラミングを通じ、ストレスの発散と共に、参加者同士の交流促進によりポジティブな雰囲気が生まれ、人と人とが繋がりをもてる地域社会を実現することを目指し、多くの方にプログラムを届けたいと思います。