テーマ | 農業・漁業・林業,仕事づくり |
主な活動地域 | 宮城県名取市 |
活動概要 |
思いだけでは、地域は変わりません。その地域に根差すということは、生活を支える基盤をもってして、なおかつ地域の受け皿や気持ちの良い環境の両方の側面が重要だと考えています。 私たちの基本的な地域をプロデュースする立ち位置は、買い手がワクワクする商品・サービスを地域にある資源を使って創造することに価値を置いています。 そのためには、買い手の視点で地域を見る人材が必要であり、なおかつ買い手のマーケットをもっている人材が地域に求められている事から、総合的に活躍できる人材を増やすことが、ひいては地域を元気にする基盤だと考え応募に至りました。 この研修事業を通じて一人でも多くの人に地域の魅力を伝えてもらえる人材になってもらうために一緒に成長しましょう。 ※本プロジェクトは、「ふるさとプロデューサー育成支援事業」での募集です。詳細は、こちらをご覧ください。 http://furusatoproducer.etic.or.jp/flag/aboutflag/ |
業務内容 |
2016年1月に七ヶ浜町に海の駅が完成します。本研修では、海の駅を作るための戦略・戦術をつくり、実際に多くの人が訪れるために研修を通じて研修生なりのプロデュースを実践していただきます。 ステップ1(初日~1ヶ月程度):基本的な業務理解 ①ファミリアが独自に作成した農商工連携・6次化実現のためのテキストを使い知的ノウハウを習得 ②ファミリアが運営する農業の現場、水産加工施設の現場、商業施設において現場実習 ステップ2(1ヶ月~2か月程度):成果達成に向けた仮説検証 ①地域商品をプロデュースするための基本的なマーケティングの実施 ②マーケティングを踏まえた業態開発の実施 ③町民からの商品開発ヒアリング事業の実施 ④旅行代理店や企業との意見交換 ⑤ファミリアが独自に作成した農商工連携・6次化実現のためのテキストを使い知的ノウハウを習得。(継続的に指導) ステップ3(2ヶ月目~修了まで):成果の達成 ①商品・サービス開発における技術指導 ②地元の声や客観的なマーケティング結果による商品・サービス開発の実施 ③商品・サービス開発における8大マトリクスを活用したプランニングの実施 ④商品・サービス・接客・人材育成・店舗開発・衛生管理・労務管理・販売促進・購買・営業戦略を構築 ⑤ビジョン・コンセプトをプランに落とし込む |
リーダーから の想い |
地域で商品・サービスを開発するということは、地域の人たちの声と向き合い、そしてそれが購入者・生活者にとって魅力的なものであることが大事です。 本研修では、地域目線・自分目線だけではなく、戦略・戦術における生活者目線によって商品・サービスをプロデュースできるかがポイントです。 より重要なことは、世界観を如何にして商品・サービスのデザイン・コピーライトに反映できるかも重要です。 誰でも簡単にできるものでありませんが、研修を通じてまた日頃の鍛錬によって、ストーリーを描けるプロデューサーになり、地域を一緒に元気にいきましょう! |
ウェブサイト | http://familiar-sendai.jimdo.com/ |
プロジェクト の詳細 |
http://furusatoproducer.etic.or.jp/flag/project/316/ |
代表者紹介
島田昌幸(株式会社ファミリア 代表取締役)
平成13年より教育イベントや地域活性化イベントを地元商店街にて開始。平成17年北海道教育大学教育学部卒、同年有限会社JICCを設立。まちづくり、観光、農業を基軸とした事業展開を図り、その実績が評価され、観光庁における観光業実践有識者として『観光地域づくり人材育成ガイドライン検討会議委員』を務め、農林水産省・総務省・経済産業省など各省のアドバイザーとして全国各地において自社で培ったノウハウを他地域へ移転する。
平成22年に6次産業創出をテーマとした株式会社ファミリアを設立。平成23年より東北ROKUプロジェクトを結成(不動産・建築・福祉・飲食・クリエイティブ・コンサルティング事業の総合的な展開)し、平成25年9月に設計・施工・運営を一体にプロデュースし食の商業施設『ロクファームATALATA』を設置、年間施設利用者15万人を超える地域を巻き込んだ食の商業施設として、県内外のみならず世界からの復興のモデル事業として視察来訪者も訪れている。
また、宮城県商工会連合会のアンテナショップのプロデュースおよび運営委託を受け、200を超える卸・小売・加工業者の調整や、中小・小規模事業者の商品などのプロデュースも手がける。
同じくアンテナショップの自社運営として、みちのく市場アンテナショップを開設、1年で15万人を超える来場者が訪れている。
最大の強みは、地域資源(人・観光資源・商品・サービス)にストーリーをつくり、マーケティングに応じた戦略を構築、消費者・生活者に直接的なイメージ・ブランディングを訴求させるグランドデザインの設計を実現するパートナーシップ企業として自社加工工場・地域の加工工場と連携し、スピード感ある商品の展開を図れることも強みであり、あらゆるクリエーターとのコラボレーションによって独特な戦略による商品・サービスのブランド化・販路拡大を実践する。
現在は、宮城県七ヶ浜町花渕地区にファミリアモデルのノウハウを活用した海の駅や海苔の加工施設、刺し網加工施設等のエリア全体をプロデュースし、2016年2月に竣工予定