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仕事づくり産業再生

南三陸から世界へ、地域の財産を活かし国境を越え羽ばたくスキンケア製品を創ります

南三陸石けん工房プロジェクト(南三陸町)

テーマ 仕事づくり,産業再生
主な活動地域 宮城県本吉郡南三陸町
活動概要 地方部から、国内市場に限らず海外への販路開拓に挑戦して行く予定です。
代表は元々15ヵ国を旅した後、翻訳ビジネスを行っていた背景があり、またスタッフも海外経験もある人材がいます。
マクロ環境として、日本食をはじめ日本文化が海外で受入れられている現在は、日本発のオーガニックスキンケア製品にも大きな可能性があると考えています。
短期的に考慮されるのは、オーガニック製品に関心が高く、日本の文化を評価する傾向の強いフランスをはじめとする欧州市場、中長期で狙って行くのは日本に対する関心が最も高く購買力増加の著しいアジア市場です。

地域の強みである環境の清浄さ、海と山を持つ事から生まれる素材の豊富さを背景に、材料の生産者から、製品の製作者まで顔の見える安心感の高いスキンケア製品を製造して行きます。オーガニックそして、トレーサビリティーのしっかりした製品である事を武器に購入者からの信頼を獲得する事を目指しています。

南三陸町では地方部には共通の、若い女性の働く職場が少ないという問題があります。石けんをはじめスキンケア製品の原料の多くは海藻等の食品由来です。地域に細やかなネットワークを持つ母親世代とのコミュニケーションを持てる女性達こそ、地域に眠る未活用の素材の発掘に適しています。
また、女性の感覚を活かして、自分達の世代が困っている事、使いたいと思う製品は何かという視点をヒントに製品を開発する、そんな状態を目指しています。

しかし、まだまだ石けん工房は立ち上がったばかり。商品開発、製造、管理、販売などオペレーションをすべて確立して行かなければなりません。

一年後に、ビジネスの上流から下流まで確立し、新卒等の業務経験の無いスタッフを迎え入れられる教育体制まで整える事が目標です。
業務内容 ●石けん工房の立ち上げ

一年後のオペレーションの確立に向かって、製品開発から販売まで全業務の立ち上げに代表とともに取り組んで頂く予定です。商品開発、製造管理、マーケティングなど、各分野の外部プロフェッショナルと共に学習しながら業務体制を確立して行きます。

今回は実際の製作現場の立ち上げと販売先との関係構築を担って頂きたいと考えています。ご本人の希望があれば、製品開発自体にもドンドン関わって頂きたいポジションです。

●成果目標
・製品製造の体制が確立している状態
・製造マニュアル、管理マニュアルの完成
・販売先への納入の管理
リーダーから
の想い
リアス式海岸という地形から生まれる幸を、もっと価値に転換していきたい。南三陸町という地域から被災地という文脈でなく、実力で国外まで評価されるビジネスを創出したいと思っています。

また、地域の将来において一番重要でありながら、復興の文脈ではほとんどケアされて来なかった若年層、特に女性をエンパワーしていきたいと考えています。
ウェブサイト http://www.i-local.co
プロジェクト
の詳細
http://michinokushigoto.jp/project/9277

代表者紹介

厨 勝義(株式会社アイローカル 代表取締役)

震災以前は東京で翻訳会社を経営
2011年3月より、南三陸町で支援活動を開始。震災後も翻訳の事業を引き続き維持しながら、南三陸町でボランティア受入(約3,500名)
2012年から2013年にかけ、新規事業者の創業の補助等に携わる(2012年度内閣府事業、2013年度宮城県事業)
2014年石けんを中心とするスキンケア製品の製造業の為の法人㈱アイローカルを設立
2011年NEC社会起業塾選出、2012年内閣府社会起業型雇用創造事業南三陸地区メンター(ETIC)、2013年宮城県社会起業型雇用創造事業南三陸地区コーディネーター(石巻復興支援ネットワーク)

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