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プロジェクト 子どもを見守り育てるコミュニティ作りプロジェクト(石巻市)

宮城県募集終了4962viewsshares2016.03.17

アートで子どもに笑顔を育む組織をマネジメントする。

子どもを見守り育てるコミュニティ作りプロジェクト(石巻市)

テーマ:コミュニティ・デザインこどもの未来をつくる 活動地域:宮城県石巻市 職種:プログラムコーディネート

活動サマリー

●アートによる子どものための場づくり
東日本大震災の10日後、避難所となった石巻高校の一角で、被災した子供達の心の穴を埋めようと、絵を描くことから始まった活動です。感性豊かな子ども達は、絵や工作を通じて、自信を取り戻していきました。その後、仮設住宅に移っても、子供達が家庭でも学校でもない場で、安心して自由に描いたり作ったりできる場づくりをしてきました。1人で始めた活動は、これまでに全国からのべ1万人のボランティアの皆さんに支えていただき、スタッフも20名に増えました。石巻市からも子育て拠点づくり事業の受託を受けています。

●子育てしやすい地域コミュニティをつくる
お絵描きや作品づくりを通して、誰もが個性を認め合える場をつくり、関わる方の心を豊かにしてきました。しかし、アートは手段であり、本当に子どもが心豊かに育つためには、子育て中の親子が暮らしやすい環境が大切だと思います。石巻のまち全体を、子どもを見守り、ともに育てるコミュニティにすることがにじいろクレヨンの目標です。

●現在行っている5つの事業
①にじいろクレヨン活動事業―仮設住宅および地域の集会所を定期訪問し、遊びを通して子どもたちが自己表現できる居場所作り
②お絵描き教室ゴコッカン事業―アートや食育をプログラムに組み込みんだ、創作活動を行う教室の運営
③プレーパーク活動ー屋外で、子どもたちが自由な発想と行動を実現できる遊びの環境づくり
④のくのくハウス事業ー子どもたちがのびのびと過ごすことができる地域子育て支援拠点(民間児童館)の管理・運営
⑤にじいろひろば活動ー0~3歳未満の乳幼児および子育て中の保護者を対象に地域交流ができる支援拠点の管理・運営

●現在の課題
震災以降、試行錯誤をしながら取り組み、現在10名のフルタイムスタッフ、10名のパートタイムスタッフを抱えていますが、20代・30代のメンバーが多く、次のステージとして継続的な活動をしていくために、組織基盤の整備が必要だと考えています。右腕の方には、各スタッフが安心して働けるよう職場環境の整備や、各プロジェクトが効率的に機能する仕組みを1年かけて作り上げていただきます。

業務内容

【具体的な業務内容】
●被災児童支援に関わる5事業のマネジメント
代表の柴田、本部スタッフとともに事業のマネジメントの仕組みづくりと人材育成を行っていただきます。

●人材育成の仕組みづくり
本部スタッフとともに、、団体の特性が反映された独自の人事評価基準策定や、スタッフ個々の成長目標プログラムの設定など、スタッフが自発的に成長していく仕組みを作り上げていただくことを期待します。

●得られる経験
現場の第一線で、子ども、保護者、地域住民、行政、NPOなど様々な関係者と顔の見える関係性・信頼関係を築きながら活躍できます。
そこで培うことの出来る人と人との繋がりは、何物にも代えがたい財産になるでしょう。
また、石巻の子どもを取り巻く環境は、そのまま、日本社会の縮図とも言えるほど、
多様な問題、困難をはらんでいます。
複雑に絡み合う要因と、難しい状況の中で、関係機関とどのように調整し、子どもを見守ることのできる社会をつくっていくか、本部スタッフと一丸となり、組織のリーダーに必要な組織マネジメント能力を磨くことができます。将来、起業やNPOの立ち上げを視野に入れている方には、特に良い経験となると思います。

【成果目標】
●5事業のマネジメントの仕組みを構築すること。
●人事評価基準・スタッフ成長プログラムが策定され、人材育成の仕組みができあがること。

条件

●活動期間:12ヵ月
●活動地域:宮城県石巻市、東松島市、仙台市
●活動支援金:200,000~230,000円/月(住宅手当含む)
→ETIC.震災復興リーダー支援基金とプロジェクト側より支給
  (ap bankよりETIC.震災復興リーダー支援基金にご支援を頂いています)
●生活支援:居住場所あり、通勤活動交通費あり、赴任手当あり、業務用の共用車あり
●その他:右腕派遣期間後、継続雇用の可能性あり

リーダーからの想い

団体立ち上げから5年、「目の前の困っている子どもたちを何とかしなくては」という思いで始めた活動は、多くの方にご支援・ご協力いただき、今や5つの事業に発展しました。それぞれの事業をよりよく効率化し、地域のニーズに応えながら、子育てしやすいコミュニティづくりを進めるため、組織基盤を強化する必要性を感じています。
未来の日本を支える存在になる子どもたちが、安心できる環境で個性を伸ばしながら育っていけるよう、一緒に力を尽くしてくださる方をお待ちしています。

こんな人を待ってます!

・社会人経験があり、プロジェクトマネジメントの経験がある方。(業種は問いません)
・組織運営、経営戦略、人材育成に興味がある方。
・商品やイベントの企画・開発に携わった経験のある方。
・人に対して思いやりがあり、まごころを尽くせる方。

ETIC.の担当スタッフから一言

まっすぐな想いを持ったリーダーと、スタッフやボランティア、地域の人など、リーダーの想いに呼応して集まった人達が大きな円をつくり、まるでひとつの家族のような団体です。
そして、その中心にはいつも子どもたちがいます。どんな子どもでもそのまま受け止める、あたたかさ。子どもと一緒に大人も成長できる伸びしろ。そんな魅力に溢れる団体です。
あなたのチャレンジをお待ちしています。

基本情報

テーマ こどもの未来をつくる、コミュニティデザイン
主な活動地域 石巻市
受入団体 NPO法人にじいろクレヨン
WEB http://nijiiro-kureyon.jp/

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まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

柴田滋紀(NPO法人にじいろクレヨン代表理事)

画家 お絵描き教室ゴゴッカン運営
2002年日本大学大学院芸術学専攻科修了。
2011年宮城県芸術選奨新人賞、剣道五段
石巻で高校時代までを過ごし、東京の大学で美術を専攻した後、地元石巻で作家活動を開始。地元中学校での美術講師の経験やお絵描き教室の運営、幼少期より続けている剣道の指導などで、震災前から子どもの健全育成に携わる。震災を機に避難所から子どもの居場所作り支援活動を開始。NPOにじいろクレヨンを立ち上げ、現在まで活動を継続している。

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