HOME

プロジェクト 郡山ペップ子育てネットワーク

福島県募集終了23152viewsshares2014.08.18

子育て・子育ちを応援する地域の遊び場とプロフェッショナル人材を創る!

郡山ペップ子育てネットワーク

テーマ:こどもの未来をつくる東北の知見を全国へ 活動地域:福島県郡山市 職種:事務局運営コミュニティづくり・支援

活動サマリー

郡山ペップ子育てネットワークは、原発事故後、低放射線量被ばくの環境下、地域の子どもたちをどう守り、育てていくかを考え、実践していくために発足しました。子どもたちが体を使った遊びを通して運動する環境の提供と整備、子どもたちや大人の心のケア、子育てのアドバイス、放射線や関連する健康被害に関する啓発などを中心に活動しています。

具体的な取り組みの一つが、2011年12月に福島県郡山市にオープンした東北最大級の屋内遊び場「PEP Kids Koriyama」の運営です。福島をはじめ被災地では震災・原発事故後、屋内遊び場が数多く設置されましたが、「PEP Kids Koriyama」の大きな特徴はプレイリーダーという遊びのプロフェッショナル人材を常に配置している点です。遊具などのハードだけではなく、ヒトなどのソフト面も遊び場において重要です。震災・原発事故を契機にクローズアップされた屋内遊び場ではありますが、現代社会において子育て・子育ちに必要不可欠なインフラであると日々、運営をする中で実感しています。

『福島から日本中の子どもたちを元気に!』というビジョンを掲げ、福島から子育て・子育ちの先導的モデルを創出することで、最終的には福島だけではなく日本全体の子どもたちを元気にすることにつなげていきたいと考え活動しています。

今後の活動としては、子どもたちの心身の発育・発達を見守ることが出来るプロフェッショナル人材「Child Physical Health Provider」の育成に力を入れていきます。また、福島県内外の屋内遊び場とのネットワークを形成しながら、課題の共有や各地域の実情に合わせた持続可能な運営モデルの構築を目指していきます。加えて、屋内遊び場が地域の子育て・子育ち支援のインフラとして日本社会に定着することを目指し、その有用性や有効性を啓発していく活動を進めていきます。

業務内容

【具体的な営業内容】
主として、子育て・子育ちを包括的にサポートできるプロフェッショナル人材育成「Child Physical Health Provider」の養成プログラムの企画・運営を担当して頂きます。プログラムの企画から講師の調整、参加者の集客等をトータルで手掛けて頂きます。また、養成プログラム修了生を地域の幼稚園・保育所等に派遣することも予定しており、人材育成・派遣という事業の立上・収益化を目指して頂きます。

また、福島県内外の遊び場のネットワーキングも担当して頂きます。2014年7月に復興庁との共催で、「第一回ふくしま遊び場サミット」を開催しました。当日は福島県内外の先導的な遊び場を複数、事例紹介すると共に、東北発の新しい遊び場モデル構築を目指したディスカッションが行われました。当日は約80名以上もの方々にご参加頂き、継続的なサミット開催を希望される方が多くいらっしゃいました。右腕の方には、第二回以降のサミットの企画・運営をはじめ、その前後でのリサーチや関係者へのフォロー等でも活躍して頂くことを期待しています。

【成果目標】
①子育て・子育ちを包括的にサポートできるプロフェッショナル人材育成・派遣事業の立上・収益化
②プロフェッショナル人材育成プログラム運動実技講座の実施(年間参加者200名程度)
③第二回ふくしま遊び場サミットの企画・運営(参加者80~100名程度)
④屋内遊び場の必要性に関する政策提言書の作成

条件

●活動期間:12ヵ月以上
●活動地域:福島県郡山市
●活動支援金:150,000円/月(委細面談)
  →ETIC.震災復興リーダー支援基金より支給
●生活支援:住宅手当あり(4万円まで)、現地交通費応相談、赴任手当あり(2万円まで)
●その他:右腕派遣プログラム終了後は、双方合意の上で継続雇用を検討

リーダーからの想い

本プロジェクトを始めたきっかけは福島が放射線の被害を受けて外で遊べなくなったことだが、よくよく見てみると日本の子どもたちの多くも同じように外で遊んでいない。小中学生のスポーツテストを見ても子どもの体力や運動能力は年々明らかに落ちている。ゲームが身近になり小さい子はスマートフォンを見て育つ。これからの子どもたちは、もっと外で遊ばない生活になり体力や運動能力もさらに低下していくであろう。外遊びの減少は福島だけの問題ではない。だからこそ私たちは子どもがゲームを置いてでも『遊びたい』って思う施設をつくりたかった。私たちのプロジェクトには福島だけではなく日本全体の問題を解決したいという目的も含まれる。

こんな人を待ってます!

・日本の子育て・子育ち環境や、その改善に関心のある方
・イベントや講座の運営等の経験がある方
・人材育成事業の立ち上げに関心のある方
・物事の段取りを進めることができるプロジェクトマネジメント経験がある方
※全てがそろっている必要はありません。

(可能であれば)
・PCでの作業に抵抗がない方
・各種書類作成が出来る方

ETIC.の担当スタッフから一言

福島県郡山市にある日本最大級の屋内遊び場「ペップキッズ郡山」には、毎日、多くの子どもたちの笑顔が溢れています。
震災後、延べ70万人以上が来場するこの施設を運営するのが「NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク」さんです。
「私たちの取り組みは、本来、震災に関係なく日本各地になくてはならない機能です」と力強く話す菊池理事長の言葉の通り、このNPOでは、施設の運営だけでなく、「子育て」を包括的にサポートできるプロフェッショナル人材を育成し、日本が本当の意味で子どもを大切にする社会にするための活動に取り組んでいます。
行政や県内で活動する他の団体とも協働を進めながら、この活動を大きく推進していこうとされています。今回の募集では、その取り組みを一緒に推進していく人材を募集しています。
NPOのネットワークづくりや行政も巻き込んだ仕組みづくりに興味のある方のエントリーをお待ちしています。

基本情報

テーマ こども・教育
主な活動地域 福島県郡山市および福島県全域
受入団体 NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク
WEB http://www.pepnet.jp/

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

菊池信太郎(NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク 理事長)

・医学博士、医療法人仁寿会菊池医院副院長、小児科専門医、復興庁 復興推進委員会メンバー
・3.11の震災が幼い子どもに与える影響の大きさとそのケアの必要性・重要性をいち早く訴え、震災の10日後には、郡山医師会を主体として市などと連携した「郡山市震災後子どもの心のケアプロジェクト」を立案。原発事故後、外で思い切り遊ぶことができなくなった子どもたちの屋内遊び場、「ペップキッズこおりやま」を2011年12月にオープンさせる。2013年5月にNPO法人郡山ペップ子育てネットワークを立ち上げ理事長を務める。日本の子どもたちが直面している問題提起と理想的な成育環境モデルを示す活動をしている。

スタッフ(右腕)紹介

工藤里志(右腕)

詳細プロフィール

この情報をシェアする

その他の募集中のプロジェクト

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

SITE MENUサイトメニュー