岩手県募集終了
被災地から始まるエネルギー改革運動!地域の経済循環システム構築へ
木質バイオマス普及プロジェクト(陸前高田市)
テーマ:地域資源を活かす新しいエネルギー 活動地域:岩手県宮城県気仙沼市釜石市大船渡市陸前高田市 職種:企画・開発・マーケティング資金調達・IR・広報

活動サマリー
「自分たちの地域のエネルギーを自分たちでまわしたい」。
このプロジェクトは、壊滅的な被害を受けた陸前高田から、日本に「エネルギーの地産地消」「地域経済循環」のモデルを発信していくことを目指しています。全国各地でペレットストーブ事業が取り組まれていますが、黒字化している地域は殆どありません。それは、地域住民の間での普及が進まないことが要因です。そこには経済性だけでなく、どんな地域を作っていきたいか、何を子供たちに残していきたいのか、そうしたビジョンの共有が欠かせません。
未使用の森林資源を木質バイオマスとして、エネルギー資源に変えていくことで、エネルギーの自立を目指す。そうすることで、目の前の山が綺麗になり、川や海も綺麗になる。同時に、林業家、製材所、販売店など、地域の事業者にとっての仕事を新たに生み出すことにもつながり、地域経済循環も進んでいく。そうしたビジョンをどれだけ地域の中に広げていけるか、それがこのプロジェクトが目指すことです。
現在このプロジェクトには、地元の林業家や製材所をはじめとする経済団体、さらには地元の有志住民、他県から来高しているボランティアスタッフ、技術提供をしていただく他県の企業などが関わっています。仮設住宅から復興住宅への入居はこれから2年3年の間に進んでいきます。それまでの間に、どれだけ共感者を増やしていけるか、それを、こうした仲間たちとともに仕掛けていきたいと思います。
業務内容
①市場調査
陸前高田市を中心にした、主に地域産業(林業関連)の調査およびマーケティングの実施。年間どのくらい市場に出ない木があるのか、廃材があるのかなどの調査。また運送コストの算出など、事業計画を立案するための調査活動。
②広報活動
木質バイオマスにおける陸前高田式の普及方法の策定と実施。地域住民を対象とした、エネルギー系のイベント・ワークショップの企画開催。また新商品開発にも携わって頂きます。イベントに毎回100名程度の参加者が募ることを目標に取り組んで頂きます。
条件
●活動期間:12カ月以上
●活動地域:岩手県陸前高田市
活動支援金:100,000~150,000円/月(委細面談)
→ETIC.震災復興リーダー支援基金より支給
●生活支援:宿泊場所あり、現地交通費支給、住宅支援(検討中)
リーダーからの想い
この事業に取り組む中で私が感じている事は、世の中に存在する「仕事」とは、何を通じて「命」を見つめるのか?という、一つの答えというか「志」なのであると思い生きている。今後被災地で必要な事は本当の意味での「自立」である。震災後様々な人間が「自立」の重要性を説き「支援」という形でその自立のきっかけ作りをしてくれている。今の日本は森林大国と言われているのにも関わらず、森林の有効利用をしていない。これは民間だけの問題でもなく国策の問題もある。せめてここだけでも断言しておこう。日本は「住む」為の熱エネルギーは、有限資源である石油に頼らなくても、国として「自立」出来る。この森林循環システム構築を被災地で「可能」にした時に本当の意味での「自立」が出来る。そうした時に「持続可能社会」をリアルに感じる事が出来るのだと思う。
こんな人を待ってます!
他人の喜びを自分の喜びとして感じる事の出来る人間。その逆も然り。怒りつつも冷静になれる人間。
ETIC.の担当スタッフから一言
準備中です
基本情報
テーマ | 仕事づくり、自然エネルギー |
主な活動地域 | 陸前高田市、岩手県沿岸南部、宮城県気仙沼市 |
受入団体 | 株式会社長谷川建設 |
WEB | http://www.khasegawa.co.jp/ |
まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。
代表者紹介
長谷川 順一氏(株式会社長谷川建設 代表取締役)
岩手県陸前高田市横田町出身
高校まで陸前高田市。大学進学で埼玉県へ卒業後、埼玉県所沢市の企業へ就職するも同年に父親が倒れ翌年帰省。同年平成16年株式会社長谷川建設入社。平成20年代表取締役就任。家族は妻と子3人、母親と一緒に実家で暮らしている。