HOME

プロジェクト WATALISてしごとプロジェクト(亘理町)

宮城県募集終了5422viewsshares2013.02.16

日本の伝統や技術を世界に発信し、新たな女性の就労モデルを創る

WATALISてしごとプロジェクト(亘理町)

テーマ:新しい経済をつくる地域資源を活かす 活動地域:宮城県名取市 職種:営業・営業企画制作・クリエイティブ

活動サマリー

東日本大震災の被災地域において、着物地を再利用したてしごとによる商品「FUGURO」に代表される地域素材をいかした商品を企画し、製作を委託し、販売する。長時間の就労が困難である高齢者や子育て中の母親などが持つ、それぞれのライフスタイルや技術力に応じた就労の機会を獲得したいというニーズや東北地方において個々の製作者の抱える課題(商品のデザインやブランディングに関する専門知識、販路獲得などためのネットワーク、経営ノウハウの欠如)に対し、商品の企画から流通及び販売までコーディネートすることで、そのニーズを満たす。このような地域に根差した問題解決モデルを作る活動をとおして、被災地域に、人が集まり新たなものを創り出すことができる開かれた「場」を設け、地域住民が人や地域との結びつきや仕事への自信と誇り、生きがいを感じられるような運営を行う。本事業が先行事例となり、東北地方をはじめとしたさまざまな地域から新しい事業が生まれることが期待される。

業務内容

①生産から販売までの流れを円滑に運用するための仕組みをつくる。
・生産体制の効率化に向けた体制整備と運用
・生産管理
・顧客管理ほか

②販売促進や活動内容周知を円滑に運用するのための仕組みをつくる。
・HPの運用
・ニュースレターの製作
・WEB通販体制の確立と運用ほか

条件

●活動期間:12カ月以上
●活動地域:宮城県亘理郡亘理町
●活動支援金:100,000~150,000円/月(委細面談)
  →ETIC.震災復興リーダー支援基金より支給
●生活支援:住宅支援なし、食事支援なし、現地交通費支給あり
●その他:右腕終了後、改めて団体と雇用関係を結んだ上で業務継続する可能性あり(給与及び勤務条件は、採用時に協議の上決定)

リーダーからの想い

わたくしたちは「FUGURO(ふぐろ)」という商品を製作することで、地域に伝わる返礼文化や女性たちの縫製技術という目に見えない地域資源を可視化しました。地域固有の文化や先人の技術を人から人へ手渡しながら、東北から全国へそして世界へと発信し受け継ぐために、この活動を産業として成り立たせることを目指しています。それをとともに、女性が子育てや介護をしながらも社会と関わり続け、技術力や責任感が収入に反映され、働くことで自己実現ができるような就労モデルを創りだしたいと考えています。
FUGUROという新たな伝統工芸品を生み出しつつある今、WATALISに必要なことは「学び、伝え、分かち合う」という教育活動であると改めて感じています。地域の歴史や文化、縫製技術をはじめ、学ぶべきこと、次の世代に伝えていきたいことがたくさんあります。そしてWATALISの活動を地域に根づいた産業にしていく際には、情報管理や運営など、一見して活動内容とは深い関係があるようには思えない分野についても、スタッフが学び、伝えあっていく必要があります。
自分が学んだことを人に伝えるには、深い理解が必要です。ともに働くということは、さまざまなことを相互に伝えあうという人生においてとても貴重な時間を共有することです。それは互いにとって学びを深め、人として成長する素晴らしい機会です。わたくしたちにとって、すべてが初めてのことばかりです。組織として成長するには負荷がかかることもありますが、一緒にワクワクしたチャレンジの過程を楽しむ人は多い方がいい。性別も年齢もさまざまな仲間をもっと増やしたいという思いで活動しています。

こんな人を待ってます!

・挨拶ができる、礼儀正しい、責任感がある、誠実である、身嗜みに気を配れる、仕事をするうえで目的が明確であれば内容を選ばない方。
・代表者の右腕であるとともに、WATALISのスタッフ及び製作者の右腕でもあるという意識を持てる方。
・このプログラムに参画することで、人として成長したいと考えている方。
・ワード、エクセルを用いた文書作成、情報処理ができるなどの基本的な事務遂行能力がある方
※特にIT知識やWebマーケティング、Webショップ等の知識・経験を持つ方は歓迎します。

ETIC.の担当スタッフから一言

準備中です

基本情報

テーマ まちづくり、仕事づくり
主な活動地域 宮城県亘理郡亘理町
受入団体 任意団体てしごとプロジェクトWATALIS(2013年4月に一般社団法人となる予定)
WEB http://www.facebook.com/Watalis

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

引地 恵氏(てしごとプロジェクト WATALIS代表)

2010年3月 宮城教育大学大学院教育学研究科卒業
2012年3月 亘理町役場退職
震災後は、亘理町職員としての立場で救援物資担当として体育館内で物資の搬入・搬出などに携わる傍ら、任意団体Blessing代表として地域文化伝承講座の開設や宮城大学と連携した学習支援(稲盛財団東日本大震災復興ボランティア助成事業)、日本ヒプノセラピー協会主催のメンタルケアセミナー(独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業)の運営などのボランティア活動を実施した。メンタルケアセミナーの運営については現在も継続している。2011年10月に任意団体WATALISを立ち上げ、てしごとプロジェクトの活動を実施している。

この情報をシェアする

その他の募集中のプロジェクト

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

SITE MENUサイトメニュー