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プロジェクト 陸前高田市復興サポートステーション

岩手県募集終了6787viewsshares2013.02.19

陸前高田を好きになる窓口

陸前高田市復興サポートステーション

テーマ:地域のつながり誇れる地域をつくる 活動地域:岩手県陸前高田市 職種:事務局運営ボランティアコーディネート

活動サマリー

陸前高田市復興サポートステーション活動概要
12月末に陸前高田市災害ボランティアセンター(以下VC)が閉所しました。VCは災害復旧に端を発し、現在まで、地元のニーズを集約し、それを解決する形で外部ボランティアの受入を行い、コーディネートを行ってきました。そこでVCの機能を残しつつ、陸前高田市役所と連携して「陸前高田市復興サポートステーション」を運営します。

◆活動内容、目的
①外部と内部の連絡窓口
地元と密に連携を取り、地域の課題、ニーズを集約し、外部のボランティアを受け入れて地元住民に繋ぎます。VCを業務を引き続き、地元からニーズを集約し、ボランティアをマッチングを行います。ボランティアの方々の具体的例としては、瓦礫撤去や側溝の泥出し、漁業支援、エコファームなどです。

②地域の連携強化
これまで市内の団体、また長期的に関わる外部支援団体の関係を強化するために(1)支援団体向けにフリースペースを提供、(2)各団体の運営に有効な情報の収集、提供(3)情報共有のための掲示板を設置(オンライン化を視野)を行います。

③外部人材の定着促進
魅力的な体験・人とのふれ合いを通じて陸前高田市に対する愛着を生み、また将来的にボランティアに代わる訪問理由を提案、サポート。リピーターを増やし、定着を促します。ボランティア活動を取り入れた社員研修やツアーの企画提案を行う。子ども、漁業、農業、伝統芸能等外部からの関心が高いニーズを掘り起こすことを目的としています。
現時点では(1)株式会社JTBコーポレートセールスとのボランティアツアーの実施(2)ボランティア活動を行うことでの企業の社員研修の受入れを行います。

業務内容

■代表アシスタント
・プレゼンテーション資料、文書作成
支援団体、企業に向けてプレゼンテーションを行う際のわかりやすい資料、文書の作成
・事業のマネジメント
既存事業の運営の管理、改善を行う。
・市内団体の連携、ネットワーク構築
地元住民、支援団体、行政組織の活動ニーズのマッチング、また連携体制を作り、復興支援活動、まちづくりを円滑に行えるようにする。
・Web・Facebook・ブログ等を通じた発信
日々の活動をWeb、SNSにて発信し、市内の状況、活動の様子を広く周知する。

■現地コーディネーター
・住民との交流を通してニーズの把握、聞き取り
地域の方々と交流し、困りごと、こんな事をしてほしいという声を拾い上げ、支援活動の改善、新たな活動に繋げるようにする。
・住民からのニーズとボランティア参加者からのニーズのマッチング
自分の特技やできることを通して支援をしたい、こんな活動がしたいというニーズと市内のニーズをうまく繋げ、相互的関係を構築する。
・サポートステーションでのボランティア受入、活動管理
ボランティア活動の予約申込対応、活動参加者へ注意点の共有を行う。また活動の進捗を確認し、次回の作業内容や作業実施する上での注意事項を把握、共有する。

条件

●活動期間:3カ月以上
●活動地域:岩手県陸前高田市
●活動支援金:150,000円/月(委細面談)
  →ETIC.震災復興リーダー支援基金より支給
●生活支援:宿泊場所あり、現地交通費支給あり
●その他:右腕終了後、改めて団体と雇用関係を結んだ上で業務継続する可能性あり

リーダーからの想い

3.11の大地震、大津波により被災地の方の大半は家族、家、財産などあらゆるものが失いました。大きな瓦礫は一旦は片付いたものの街は津波が来た後から変わらず荒野のままであり、仮設住宅での生活をしている、また市外への人口流出など問題は山積です。しかし、震災によって唯一得たもの、それは「人とのつながり」です。全国から有志の個人、団体のボランティアの方々が被災地を訪れ、何もない街に、勇気や笑顔を届けてくれました。そして地元民を中心に、集った仲間たちでさまざまな寄付活動、支援活動、イベントをすることが出来、多くの方に勇気と希望をもたらしました。人が集うと何かが起こる、起こせるということ、また街に活気があふれることを目の当たりにしてきた中で、陸前高田に人が訪れるきっかけを絶やしたくないという思いで、「陸前高田を好きになる窓口」と題して陸前高田市復興サポートステーションを運営しています。一人でも多くの方が、このまちで何が起こったのか、今どんな様子なのか、そしてすばらしい文化や伝統があることを知ってもらい、陸前高田のサポーター又は日本、世界のサポーターを増やし将来のまちづくりの役に立ちたい、そう思いながら活動しています。

こんな人を待ってます!

■持ってほしい心構え
・人との繋がりを大切にする。
・共に組織、事業を作り上げる意欲をもつ。
・活動しながら得られる学びを大切にする。
・刻々と変わる地域ニーズに臨機応変に対応する。
・活動に対する真摯さをもつ。
※代表以外は県外出身者なので県外の方でも、もちろん県内、地元の方でも歓迎します。また過去の実績は問いません。臨機応変に対応し、考えることができる方共に活動しながら成長する方、しようとする方を歓迎します。

■スキル
(1)代表アシスタント
・IT系に強い方。(Office系ソフトが使いこなせる、Web編集(タグ打ち)ができる方)
・人当たりがよく、他者に対して説明が上手な方

(2)現地コーディネーター
・地域住民、サポートステーションを訪れる方など人と接する機会が多いのでコミュニケーションが上手な方。(東北の方々は地域柄、物事をはっきりと言わない方が多いので、話を聴く、引き出すのが上手な方がよい。)
・子ども支援活動にしてもらう場合があるので子どもと接するのが好きな方。子ども支援活動の様子はブログにて(http://ameblo.jp/rikutaka-pact/)

ETIC.の担当スタッフから一言

災害ボランティアセンターの閉所という事態に対して、陸前高田と外の地域からのボランティアを通じたつながりを切ってはならない!と地元の若者が手を挙げました。情熱とフットワークの軽さを武器に、東京の大手企業からの応援をどんどん形にしています。3年目を迎える被災地で、またひとつ新しい可能性が始まっています。新しい形のまちづくり、ともに挑んでいただける方を募集します。

基本情報

テーマ 中間支援、ツーリズム
主な活動地域 岩手県陸前高田市
受入団体 特定非営利活動法人パクト
WEB http://www.pact311.org/

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

伊藤 雅人氏(陸前高田市復興サポートステーション 所長)

岩手県陸前高田市米崎町出身。盛岡の介護専門学校に通い介護福祉士の資格を取得。仙台の大学に編入、中退。陸前高田に戻り「ひかみの園」で介護福祉士として勤務。2011年2月に退職し、新しい職場で実習中に被災。職場を失う。その後陸前高田市災害ボランティアセンターのスタッフ(ニーズマッチング班)として働き始める。地元からのニーズで「何か楽しめるイベントがあれば」と要望を受け、市内小学校でイベントを行う。その際のボランティアセンターの有志で復興支援団体P@CTを立ち上げる。地元の繋がり、ボランティアセンターでの繋がりを活かし、子ども支援活動、漁業支援活動、農業支援活動、またその他物資の提供活動など地元のニーズに対応してきた。2012年10月1日にNPO法人格を取得し「特定非営利活動法人パクト」となる。2012年12月末、陸前高田市災害ボランティアセンターの閉所に伴い、本事業の立ち上げを決意。これまでのボランティア活動を通して繋がった様々な方のご支援をいただき、2013年1月15日、「陸前高田市復興サポートステーション」を開所する。

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