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プロジェクト 未来志向型インターンシッププログラム(石巻市)

宮城県募集終了14542viewsshares2014.06.06

石巻の高校生と地域産業をつなぎ、若者の社会進出をサポートしていきます。

未来志向型インターンシッププログラム(石巻市)

テーマ:雇用をつくるこどもの未来をつくる 活動地域:宮城県石巻市東松島市 職種:営業・営業企画教育・講師

活動サマリー

【背景】
東日本大震災から3年がたち、石巻圏域の復興は一見順調に進んでいるように見えます。しかし、こころの不調を訴える中高生が増加しています。阪神淡路大震災の際も、3年後に心のケアを必要とする子どもの数がピークを迎えるなど、被災地における「こころ」の支援はこれからが本番といえます。

一方で、水産加工や漁業などの地域産業においては、工場や設備の復旧は進んできたものの、震災の影響で就労人口が流出したこともあり、働き手不足の課題を抱えています。

Switchは、これまでも石巻周辺でこころに不調を抱えた若者の支援に当たってきましたが、今後は地域資源との連携をさらに強化して行くとともに、地域産業と若者との交流を活性化させるために、中間的就労を中心とした発展型の地域連携プログラムなどの実施を行うことを目指しています。


【プロジェクト概要】
Switchは、昨年、中学生・高校生~20代までを中心とした若年者を対象に、従来の福祉の枠組みではない小規模な個別支援体制のユースサポートセンター「ユースサポートカレッジ石巻NOTE」を石巻駅前に開設しました。
教育、行政、福祉、企業と連携を図りながら、以下の3点にポイントを絞り、本人の強みを生かした伴走型の支援を展開していきます。

①高校生インターンシッププログラム「バイターン」
地域の高校生が、短期間の有給職業体験プログラムを通し、地域産業で仕事を体験することで、自己肯定感の向上を促します。就職までの丁寧なマッチングすることで、将来的に若年者が地元産業に関わりながら地域復興に向かう土壌を作ります。

②こころの健康を学ぶワークショップ
思春期に心の不調に気づかず症状を悪化させてしまうケースを防ぎます。

③自分らしさを発揮できるプログラム
ひきこもりなど、社会との接点が希薄になり始めている若年者が多いため、中間的就労支援を含む就労支援を行います。また、石巻にて学習支援活動を実施しているTEDICと連携し、主に高校生の学び直しや復学支援を行います。

事業の立ち上げとなった平成25年度には、石巻市内の高校との関係構築や、高校生の受入をする地元企業の開拓を進め、5件の高校生インターンシップをパイロットとして取り組むことができました。平成26年度は、この取組みを地域内に拡大させていくことを目指しています。

業務内容

【募集する役割/ポジション】
ユースサポートカレッジ石巻NOTE コーディネーター

【具体的な業務内容】
昨年度スタートした高校生インターンシッププログラムの規模拡大を図っていくために、
(1)高校生の受け入けをする石巻県域の地域産業(水産加工業や漁師など)の開拓およびマッチング業務
(2)規模拡大を進めていくための業務フローの改善やプログラム全体のレベルアップの実施
(3)石巻圏域の教育機関(中学、高等学校、大学)との連携調整を図り、高校生へのインターンシッププログラムの告知などのプロモーション業務
以上の業務を担当いただきます。
特に、(1)(2)が右腕の方に力を発揮いただきたい業務となります。

【成果目標】
高校生インターンシッププログラムにおいて、平成27年度までにインターン生を受け入れる地域企業30社、こころに不調を持った中高生や若者の、就学・就労支援などによる進路決定者30名を目標としています。
あわせて、平成27年度以降の事業継続に向けて、行政との連携を進めていきます。

条件

●活動期間:12ヵ月以上
●活動地域:宮城県石巻市、東松島市
●活動支援金:150,000円/月
  →ETIC.震災復興リーダー支援基金およびプロジェクトより支給
●生活支援:住宅手当あり(3万円まで)、現地交通費支給あり、車あり
●その他:継続雇用の可能性あり

リーダーからの想い

東日本大震災から3年が経過し、被災三県の中でも都市部と沿岸部では、復興に対する温度差、格差が顕著になってきている。同時に就労環境や賃金格差の問題なども大きく、沿岸部から仙台などの都市部に流出する若者が増加している。当法人は昨年6月から石巻市に事業所を設置し、支援を展開してきたが、この地域だからこそ若者が元気になる支援を続けていくことが必要であると考える。地元の漁師さんから作業を教わり、「働く」とは?ということを体感しながら笑顔で働く若者の姿から、あたらめて地域の力強さを感じる。それらを踏まえ今まで以上に地元の人々と連携を図りながら、ともに地域の課題を解決していきたい。

こんな人を待ってます!

【能力・スキル面】
地域企業の開拓や、教育機関や学生へのプロモーション業務が中心になるため、人材業界経験者、広告営業の経験者を歓迎します。
福祉関係の専門知識よりも、幅広い人脈の構築ができる人材を求めますが、専門学校や高校の関係者との関係作りが得意な方は特に歓迎です。

【性格面】
Switchの行動指針に共感して下さり活動してくれる方                  
◇ワクワクすることを常に考え模索し提案していく 
◇失敗から学ぶこと 
◇平等・公平かつ正確な情報提供の場を提供すること 
◇可能性が1%だとしてもチャレンジする気持ちを持つ 
◇人々の立場に立ち、全力で問題解決にあたること
◇第一次産業に興味のある方、そしてアウトドアが好きな方大歓迎
◇自然豊かな石巻で地域の方々と交流をしながら、法人とのつなぎ役になってくださる方を希望

ETIC.の担当スタッフから一言

Switchさんは今回で2回目の右腕派遣の受入になります。前回は教員OBの方が右腕として参画いただき、事業立ち上げ期において、石巻の高校や教育委員会等との関係構築を進めることができました。初年度5名の高校生たちがプログラムに参加し、ひきこもりがちだった高校生が面倒見のいい漁師さんのもとでのバイターンを経験したことで、社会参画への背中を押されるなど、このプログラムの手応えも感じています。
2年目となる今年度は、このプログラム全体のレベルアップを図りつつ、規模の拡大を目指しての右腕受け入れとなります。石巻市内で中高生の学習支援や居場所づくりをしている団体とも連携しながら、震災後に増加しているこころの不調を訴える子どもたちの社会参画を支える仕組みづくりを、ともに担って頂ける方を募集します。

基本情報

テーマ 地域福祉、こども・教育
主な活動地域 宮城県石巻市、東松島市
受入団体 特定非営利活動法人Switch
WEB http://switch-sendai.org/

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代表者紹介

高橋由佳(特定非営利活動法人Switch 代表理事)

現在NPO法人代表理事(精神保健福祉士、産業カウンセラー、職場適応援助者)  モータースポーツ、マリンスポーツ、ウィンタースポーツ全般が趣味であったが、3年前エンデューロレース中に転倒し、大腿骨複雑骨折の重傷を負い職をリタイア。車いすの生活を強いられる。リハビリを続けながら歩ける状態にまで回復し、自ら法人を立ち上げ、被災地支援のボランティアを続けながら活動中。

スタッフ(右腕)紹介

高坂岳詩(右腕)

詳細プロフィール

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