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プロジェクト ap bank fund for Japan

東京都募集終了6646viewsshares2012.06.28

いま被災地に本当に意義あることを探して、みんなとかたちにしよう

ap bank fund for Japan

テーマ:誇れる地域をつくる新しい経済をつくる 活動地域:東京都 職種:企画・開発・マーケティング事務局運営

活動サマリー

ap bankでは、fund for japanという復興支援活動を震災直後から行っています。ボランティアを被災地に送り込んだり、義援金を集めて被災6県に寄付を行ったり、アーティストが「歌の炊き出し」を行ってきました。

また、ap bank fesの入場料収入などから震災復興の為に使用する支援金を集めており、この支援金を使ってどのような活動を行うか、検討しています。今回募集をするプロジェクトは、主にこの支援活動について、プロジェクト化の段階から加わっていただき、現地の方のヒアリングから、現地に本当に必要なことは何か、意義ある活動を発見し、ap bankのもつ幅広いリソースを活用しながら、合意を形成し、その意義を実現していくプロジェクトです。

震災から一年経って、ある程度資金力がある企業などは、苦しいながらも、これまで率いていたリーダーのもとで、少しずつ前向きに進み始めた段階と言えます。プロジェクトの大きな一つの方向性は、この進み始めたリーダーたちを包括的に応援する仕組みを作ることです。もう一つは、チャレンジ精神はあるが、資金力、コネクション、経験など、いろいろなものが欠けていて、自力で新しい地域を生み出す活動が難しく、足踏みされている人たちを応援することです。このような人たちをapbankが持てるリソースを使って主体的に応援していくことで、より若い人が活躍したり、多様性のある地域が生まれるきっかけになっていくことを目指しています。

具体的なプロジェクトは現在4件あります。そのうちの1件は「東北コットンプロジェクト」です。他に3件ありますが、これは実施がまだ決まっていないので、
申し訳ないですが詳細情報は一般公開できません。今回の募集対象は、主にこの未決定のプロジェクトの実施判断を行い、実施後に運用していくことになります。

業務内容

apbank fund for japanの支援活動で、特に実施未決定プロジェクトについて、プランニングから加わっていただき、プロジェクトの実施是非を検討し、そしてその実際の運用時に責任ある立場を務めていただくことを期待しています。

プロジェクト化にあたっては、apbankのコンセプトにのっとった上で、主に以下のような観点にプライオリティを置いています。
以下のような点をプロジェクトごとに現地の方や自治体、企業、社内関係者などと話し合いながら検証していきます。

・地方の魅力作り
  例えば食品で言えば、これまで中央(東京)に規格に合った商品や情報をどのように効率的に運ぶか、ということがフォーカスされ、規格外のものや、ロットの足りないものは流通せず、それが各地方の個性を阻害し、地方に魅力がなくなっています。魅力がないと、お金や人の循環が途絶え、雇用もなくなる悪循環を生みます。地方に住むひとがその地域にプライドを持って住めるようになると良いと思っています。

・雇用・就業支援
人の営みの基本は働くことです。現在東北地方は復興系の土木仕事が多く、就職率は高いですが、5年、10年後を見据えた、地方に根ざした産業を新しく作っていくことが大切と思います。

・人材育成
東京の大学に行って、東京の大企業に就職することだけが成功、という画一的なキャリアにならないように、地方に人が学び、社会と接することのできる環境を作ることが大切と考えます。

・地元での合意
ap bankは東京の組織で、東京からできること、またすべきことについて支援を行いますが、実際は被災地がどのように復興していきたいか、地元の方々のご意見や意欲なしに進めることはできません。本当に地元のためになるのか、特定の人だけの利益とならないか、など、全てのプロジェクトにて検証される項目です。

・採算性
長い間地元に根付いて、地元とともに発展していくプロジェクトを目指すことが多いので、活動の採算性が取れないものについては実施できません。魅力ある商品、サービスを作り、それが対象のマーケットに届く手段があるか、ビジネスプランを作成し、検証します。

条件

●活動期間:6ヶ月以上
●活動地域:東京都渋谷区
●活動支援金:200,000円前後 ※詳細については応相談
→受け入れ団体より支給
●現地までの交通費:応相談
●生活支援:現地交通費支給あり、宿泊場所なし、住宅支援なし、食事現物支援なし
●右腕終了後、改めて団体と雇用関係を結んだ上で業務継続する可能性あり(その後のプロジェクトの推進に必要な場合)

リーダーからの想い

準備中です

こんな人を待ってます!

・  ”上から目線”でなく、地元の方、関係者の話を彼らの立場に立って聞ける人。自分の立場を理解でき、コミュニケーションを重ね、信頼関係を作った上で仕事ができる人。

・ みんなにとって必要なこと(意義)を発見し、地元の方、apbankスタッフ、ステークホルダーと共有し、協力を得ていくことで本当に意義ある活動を実際に形にできる人。

・ 目標に向かって自力で歩ける人。少しばかりの嫌なことではへこたれない人。自分に厳しい人。"

ETIC.の担当スタッフから一言

多くの方からを託していただいた支援金を、いかに地域に活かしていくかというプロジェクトです。現場に足をつけ、未来を見据え、大きなインパクトを創出する。多様なステークホルダーと協働しながら、つぶさな生の声を拾い、ご自身の力で前進していく意志ある方にお越しいただければと思います。(ETIC.玉川)

基本情報

テーマ お金を活かす、中間支援
主な活動地域 東京が拠点、東北の特定の地域に出張(場合によっては、その後現地に長期滞在の可能性あり)
受入団体 一般社団法人APバンク、株式会社kurkku
WEB 準備中です

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代表者紹介

江良慶介(ap bank 復興支援担当)

1999年慶應義塾大学環境情報学部卒。シスコシステムズ合同会社など外資系IT企業に5年間勤務の後、バックパッカーやフリーターなどを経て、2005年にクルックへ入社。2007年より、インドで農薬被害に苦しむコットン農家のオーガニック農法への移行を支援する「プレオーガニックコットンプログラム(以下POC)」を伊藤忠商事と共同で立ち上げ、現在約60アパレルブランドの協力を得て年間約1,500農家の支援をしている。また、3.11以降、POCの活動で培った仲間と一緒に、津波により稲作ができなくなった農地にコットンを植え、雇用創出と地域再生を目指す「東北コットンプロジェクト」を発足させ、その事務局代表を務める。2012年3月より、グループ会社であるap bankの復興支援担当を兼務して、震災から1年経って必要な新たな復興支援プロジェクトを構築中。

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