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プロジェクト いわきオーガニックコットンプロジェクト

福島県募集終了12722viewsshares2013.02.01

被災地に新しい種を蒔こう!オーガニックコットン栽培での農業再生

いわきオーガニックコットンプロジェクト

テーマ:地域資源を活かす新しいエネルギー 活動地域:いわき市 職種:事務局運営ボランティアコーディネート

活動サマリー

NPO法人ザ・ピープルは、20年前から古着リサイクル事業に取り組んでおり、いわき市内を中心として集まってくる古着の90%以上を再資源化(一般的な再資源率13%)していた。震災以降、緊急時においては被災者への古着提供、御用聞きスタイルでの救援物資配布、自炊による炊き出しなどでの避難所支援を実施してきた。その後、地域における公的な役割の必要性を感じ、いわき市社会福祉協議会の支部機能を持つ場として「いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター」を立ち上げ、現在も運営主体として活動を担っている。
昨年7月に株式会社アバンティを中心に、東北でのオーガニックコットン栽培プロジェクトが始まり、いわきでの被災者の仕事を生み出すために、ザ・ピープルとしても栽培事業を手がけることとなった。これまでの古着リサイクル事業の延長線上で、栽培からリサイクルまでが輪になると、環境教育にもなり、人の手間が必要な栽培作業によって、農家だけではなく、仮設に住んでいる避難者や地域の中でお手伝いしたい人、援農バスツアーでくる都会の人たちも、1つの作業を通して、新しい人の繋がりが出来る。被災地として、復興のための市民の動きを作りながら、一過性の外部者支援ではなく、地域に根ざした、雇用を生み出すところまでの支援を進めていく予定である。将来的には、オーガニックコットンを使用した商品開発等も計画している。

業務内容

オーガニックコットンプロジェクトの立ち上げ全般サポート
・栽培プロジェクトの統括マネジメントサポート
・作業全般に伴う仕組み化づくり
・各栽培拠点の担当者との定期的なコミュニケーションフォロー
・次年度以降の事業化プランの企画・調整、企画書の作成
・資金調達サポート

条件

●活動期間:6ヶ月以上
●勤務地:福島県いわき市
●活動支援金:100,000円~150,000/月(委細面談)
→ETIC.震災復興リーダー支援基金より支給
●生活支援:現地交通費支給あり(車貸与あり)、宿泊場所の紹介あり、住宅支援あり)
※住宅支援として、プロジェクトから10,000円~30,000円/月が加算されます
●その他:右腕終了後、改めて団体と雇用関係を結んだ上で業務継続する可能性あり(在任期間中に事業性に関して一定の目途がつくこと)

リーダーからの想い

いわきの置かれている農業の現状を少しでも改善し、農業の明日に向けた希望が描けるようにすることがこのプロジェクトの目標です。こうした取り組みを市民レベルで開始したことが他への波及効果を生んでくれたら嬉しいです。

こんな人を待ってます!

・各栽培拠点の担当者や、キーパーソンとの調整役を担える方
・全体を視野にいれた戦略や企画に意欲をもって取り組める方
・農業に対して関心意欲がある方
・モノづくりに興味がある方

ETIC.の担当スタッフから一言

このプロジェクトには4つの狙いがあります。
①それぞれの事情を抱えるいわき市内(福島県内)の人々に動き出す機会を提供すること
②人手のかかるオーガニックコットンの栽培をきっかけに新たな地域のつながりを作ること
③農地の保全・活用
④新たないわきブランドの発信(栽培から製品開発までの六次産業化)

今年度、すでに15か所で栽培が決定しました。個人の生産者(農家)や村の共有地活用を考えるコミュニティ、耕作放棄地対策を考える人、被災者のための雇用づくり支援に取り組む人など、それぞれの立場からこのプロジェクトに関わりを持っています。
多様な人たちが関わりながら、いわき発の新たなブランドを世界に発信していく。今の課題から立脚し、そして未来も見据えたプロジェクトです。

基本情報

テーマ コミュ二ティ再生、農業・漁業・林業
主な活動地域 福島県いわき市
受入団体 NPO法人ザ・ピープル
WEB http://www.iwaki-j.com/people/

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

吉田 恵美子(NPO法人ザ・ピープル 理事長 いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター センター長)

奈良女子大学文学部史学科卒業後、中学校教諭を経て平成2年に任意団体ザ・ピープル設立に参加。平成16年NPO法人格取得に伴い、理事長就任。古着リサイクルの実践活動と障がい者福祉・海外支援・社会教育・まちづくりなどの活動を連携させながら、住民主体のまちづくりを展開すべく奔走。東日本大震災以降は、御用聞きスタイルでの救援物資配布、自炊による炊き出しなどでの避難所支援を実施した後、いわき市社会福祉協議会の支部機能を持つ場として「いわき市小名浜地区災害ボランティアセンター」を開設する。2011年8月からは「いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター」として、地震・津波・原発事故に伴う被災者支援事業を実施、住民同士の交流サロンを開催している。

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