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コミュニティ再生地域福祉

震災後に失われた筋力を取り戻し、「100歳まで歩ける脚」をつくる!!

さんりくWELLNESS(大船渡市)

テーマ コミュニティ再生,地域福祉
主な活動地域 岩手県大船渡市、大槌町
活動概要 ●【やる気をくれる体操のお兄さん、お姉さん】

さんりくWELLNESSは運動指導を通じて健康作りのお手伝いをしています。

庭があり、畑があり、ご近所付き合いがあった被災前に比べ、仮設には庭も畑もなく、部屋も消して広いとは言えません。活動量の低下から、認知症や介護認定を受ける方も増えています。しかし多くの人々は運動不足とは気付いていながらも何もせずに毎日を過ごしています。

そこで私たちは仮設住宅や地域公民館などで定期的に介護予防教室を開催し、運動するきっかけ作りをしています。運動の必要性や方法をお伝えしながら楽しい時間を提供していますが、その場だけのイベント的な運動で終わってしまっては意味がありません。運動不足にならないよう日常的にホームエクササイズして頂けるよう導くのが私たちのミッションです。

最近では「疲れにくくなった」「遠くまで歩けるようになった」など運動によって起きたプラスの変化を体感しているという声も多く聞こえるようになりました。自ら生活の中に運動を取り入れる方や、そういった方々を見て刺激を受ける方も増えています。こういったプラスの連鎖を引き起こしながら、100歳まで自分の足で歩いている方が多い地域を目指しています。
業務内容 【具体的な業務内容】
○運動指導
実際に高齢者の運動指導を行っていたただきます。ただ、楽しいだけではなく、行動変容理論等も活用しながら、自発的にホームエクササイズを行っていただけるように動機づけも行っていきます(実際の運動指導の内容は研修等でサポートします)

○事業確立に向けたマネジメントサポート
大船渡市や自治組織・NPOと連携した介護予防のためのプロジェクト構築を、理事メンバーと一緒に行います。(運動指導のみではなく、事務作業も多少あります)

【成果目標】
「地域にとって必要な体操のお兄さん・お姉さん」になる。
組織でも個人でも、いろいろなところから、運動指導プログラムを商品として買っていただける方を増やし、そのことによって、多くの運動指導の現場を構築します。(年間300回の運動指導の現場をつくる!)
リーダーから
の想い
震災後、大船渡市の避難所を訪れた際、肉体的にも精神的にも疲労が溜まり、横になっている人々が多く見受けられました。“このままでは体力が低下し、寝たきりになってしまうのではないか”と避難所で体操教室を開催したのがさんりくWELLNESSの設立に至る最初のきっかけでした。

100歳になっても自立した生活をおくるというのは誰もが願う事ではないでしょうか。しかし“身体が動かなくなるのは年齢のせい”と諦めてしまっている方は少なくありません。日本人の死因のほとんどが生活習慣病と言われ、日々の生活習慣の見直しや暮らしの中でのちょっとした工夫や意識で自分の未来(健康寿命)は変わってきます。

会いたい人に自分の足で会いに行けるよう、そして自分も誰かの「会いたい人」でいられるよう健康作りをお手伝いしていきたいです。
ウェブサイト http://ameblo.jp/sanriku-wellness/
プロジェクト
の詳細
http://michinokushigoto.jp/project/8856

代表者紹介

熊谷侑希(特定非営利活動法人さんりくWELLNESS理事長)

仮設住宅支援業に2年間携わるとともに、この1年間は運動指導も実施しています。地元としてのネットワーク、行政やNPOとのこれまでのネットワーク、右腕のネットワークとさまざまなネットワークを活かし、高齢者の皆さんの生活改善につなげます。

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