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プロジェクト 移動こども図書館事業(大船渡市)

岩手県募集終了12167viewsshares2014.10.02

本でつながろう 本で心を育てよう みんな一緒に

移動こども図書館事業(大船渡市)

テーマ:コミュニティ・デザインこどもの未来をつくる 活動地域:大船渡市陸前高田市 職種:マーケティング・広報営業・接客・カスタマーサポート

活動サマリー

読書ボランティアおはなしころりんでは、図書専用車を用い、子どもの集まる場所に訪問し図書資料(全国から支援物資として寄せられた絵本や児童書等)の閲覧および貸し出しサービスを行っています。定期的な訪問先としては小学校・子育て支援団体・応急仮設住宅団地。貸し出し時には絵本等の読み聞かせや図書レファレンスをするとともに、支援対象者との交流も図っています。

被災地の子どもが受けた心の傷を癒し、辛さを乗り越え、明るい未来に前向きになるために、しなやかで豊かな人格形成が必要です。そのためには充実した読書活動が効果的と考えています。
しかし、もともと交通の便が悪い当地では、子どもが図書館に足を運ぶのは容易ではなく、震災以降はますます交通全般において不便となり、子どもの手に本が届きにくい現状にあります。図書の借りやすく返しやすい環境を構築することが求められています。また、読書活動で集い交流が図られつながりを強めることは、震災で崩壊した地域コミュニティの立て直しに有効です。

■活動場所と内容

①大船渡市内小学校
全12校を訪問。各学校に毎月1回、全クラス毎に30冊ずつ絵本や児童書を学級文庫として貸し出す。貸し出し本リストに自由筆記欄を設け、子どもと文章で交流する。学年や季節に応じた本の情報を載せた「ころりん新聞」を発行し読書意欲を高める。季節のグリーティングカードの発行。

②大船渡市・陸前高田市の子育て支援団体
大船渡市内8団体と陸前高田市内1団体の活動場所に出向き、絵本の読み聞かせおはなし会を開催し、子どもと保護者に絵本の貸し出しを行う。図書や子育ての相談・傾聴を行い、交流を深める。

③大船渡市内応急仮設住宅団地等
23カ所の応急仮設住宅団地等を毎月1回ずつ訪問し、読み聞かせや図書レファレンスをしながら、子どもに絵本や児童書を貸し出す。大人には、書籍や実用雑誌などを無償提供する。参加者にはお茶やお菓子を提供し、簡易のお茶会を開き、交流活動による地域コミュニティの活性化をはかるとともに、傾聴活動により心のサポート支援にも取り組む。

業務内容

【具体的な業務内容】
・団体にとっての効果的な広報活動を行っていただきます。団体の活動を知っていただき、活動を多くの方に支援いただくにはどんな広報をどのようにするのがいいかを考え出してもらい、実践してもらいます。
・災害公営住宅団地や高台移転先、また自力再建者を考え地域の集会所等、移動こども図書館車の新たな巡回先を開拓してもらいます。そのマネジメントもお願いします。
・事業運営等についての助言も歓迎します。

【成果目標】
・広報活動については計画を滞りなく実施していただきたい。
・移動こども図書館車の新しい巡回先を数カ所は実施にこぎつけてほしい。

条件

●活動期間:12ヵ月以上
●活動地域:岩手県大船渡市、陸前高田市
●活動支援金:200,000円/月
 →ETIC.震災復興リーダー支援基金およびプロジェクトより支給
 →ap bankよりETIC,震災復興リーダー支援基金にご支援を頂いています
●生活支援:居住場所あり、通勤活動交通費あり、赴任手当なし、車あり
●その他:右腕派遣期間後、継続雇用の可能性あり

リーダーからの想い

私どもの活動は、地味で、繊細で、成果が見えにくい性質のものです。子どもの様子をよくみて、心のありようを良く理解し、辛抱強い活動が求められます。でも、もう誰も悲しい思いをさせたくないという気持ちがあります。私どもには、地元の子どもや住民が笑顔になってくれるならば、自分たちにできることはやり、できないことでも必要と判断されれば果敢に挑戦する覚悟があります。草の根的に人と人とのつながりを強め、被災者に被災地で元気に生きていこうという主体的な気持ちになってもらい、地元に希望をもたらせたいという揺るがない願いがあります。ご一緒してくださる方をお待ちしています。

こんな人を待ってます!

被災地で支援活動の経験のある方。営業や広報を積極的にできる方。車を運転できる方。PCができる方。マネージメント能力がある方。
女性。子どもとお年寄りが好きな方。本・絵本・読み聞かせ・紙芝居・朗読等に興味のある方。協調性を重んじ、周囲の人たちと仲良くやっていける方。自分の考えをちゃんと伝えられる方。

ETIC.の担当スタッフから一言

準備中です

基本情報

テーマ こども・教育、子育て支援
主な活動地域 岩手県大船渡市、陸前高田市
受入団体 読書ボランティアおはなしころりん
WEB http://ohanashikororin.blog.fc2.com/

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

江刺 由紀子(読書ボランティアおはなしころりん 代表)

2003年に子どもの読書活動推進を目的に任意団体として立ち上げて以来、地域在住のリーダーとメンバーが同地域での活動を展開していることにより、地域との信頼関係は相互に強く、団体の認知も定着している。
対象は子どもや保護者・高齢者等。市内全小学校や各地域公民館・各仮設住宅団地等との連携事業も多く、地域密着型の活動に徹している。
2011年の震災の二週間後から、避難所を巡回して子どもや高齢者に絵本の読み聞かせをすることに始まり、途切れることなく復興支援活動を積極的に進め、今後も被災地住民による被災地支援に取り組んでいく。
リーダーは過去に南アジアに長期滞在し、そこでのボランティア活動の経験もある。

スタッフ(右腕)紹介

中村純代(右腕)

詳細プロフィール

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