HOME

プロジェクト 地域活性型循環自然再生エネルギープロジェクト(釜石)

岩手県募集終了23002viewsshares2013.09.10

菜の花畑から広がる持続可能な地域づくり

地域活性型循環自然再生エネルギープロジェクト(釜石)

テーマ:新しい経済をつくる新しいエネルギー 活動地域:山田町釜石市大船渡市陸前高田市大槌町 職種:企画・開発・マーケティングコミュニティづくり・支援

活動サマリー

【これまでの活動 〜廃油で地球を走る〜】
元々は廃油をリサイクルして作る「バイオディーゼル燃料」を自給自足しながら地球を走る実験プロジェクトを行ってきました。2007〜2008年には廃油のみで地球一周を完走。世界の自然再生エネルギーやエコビレッジなど「自然と共生する循環型のくらし」に関わる幅広い分野を研究取材してきました。

【大震災に遭遇 〜エコ燃料が力を発揮〜】
地球一周後、2009年から日本一周をしていた最中、岩手県花巻市滞在中に大震災に遭遇したのです。ガソリンが枯渇し、多くの人が被災現場へ辿り着けない中、廃油さえあれば燃料を自前できる当車が力を発揮。物資配給・人の運搬など支援活動を展開できました。それまで行ってきた活動が緊急時に役立つということを自ら実証することとなったのです。

【緊急支援から地域づくり活動へ】
その経験により「今こそ東北被災地から循環型のエネルギーとくらしを実現・発信すること」が私たちのミッションであると強く感じ、被災地に居住を続け長期活動を行っています。


【どんな事業?】
「身近な自然再生エネルギーを取り入れた循環型地域づくり」をコンセプトに、下記3つを柱に事業を行っています。

①「菜の花大地復興プロジェクト」
被災農地や耕作放棄地を活用し、菜の花を植え搾油し、無農薬無添加のなたね油を全国へ販売。農作業やラベル貼りなど小さいけれど幸せと思える雇用を生み、土や自然に触れ心身を健康に保ち、コミュニティ間の交流機会も促します。菜の花は食料(菜花と油)にもなれば、景観も美しく、油は緊急時に燃料になります。そうした多くの利点を活かしながら、地域力を向上し災害に強い地域づくりにつなげます。菜の花と地域食材を活かした「青空レストラン」も季節限定で開きます。

↓『菜の花青空レストラン 2013』の映像です
http://www.youtube.com/watch?v=S6xniWXW4Yg

②「エコエネルギー100%古民家ハウス づくり」
海と山をつなぐ川の中流域にも菜の花畑を育てています。そこにある古民家を、地域内外の人が交流できるハウスとして改築中。電気は自然再生エネルギー100%を実現し、自然から電気を生み出すくらしを実際に学び体験できる場所として活用します。エコツーリズムと連携したプログラムも行います。

③「廃油リサイクルプロジェクト」
地域から出る廃食油を集め、バイオディーゼル燃料にリサイクルし、地域で利用する仕組みをつくり、エネルギーの地産地消と環境への意識向上を目指す取り組みです。

業務内容

●業務内容
・事業の軸を強化し、進化させるためのプランニング、マーケティング、しくみづくり
・収益化のための企画立案
・自然再生エネルギーを使った循環型の地域として自立する新たなしくみを共に構築する
※企画するだけではなく、企画実現のため自ら動き実行していき、かつそれを楽しめるような方              
<<そのための以下の業務も伴う
・書類作成、WEB情報発信など必要となる日常業務のサポート
・地域の課題や意見把握のための住民交流コミュニケーション
・地域づくりと交流を目的とした農作業 

●期待する成果
現在までの当団体の活動は地域に徐々に認知されてきており、地域ニーズをいただくようになっています。しかし、アイデアを膨らませ実現していくプランニングやシステム、基盤づくりの経験が浅く、人材不足もあって内部の実務作業との併行が困難となり、可能性を広げられていないのが現状です。右腕人材の方には、我々の特徴を活かし地域住民が参加しながら新たなエココミュニティモデルの事業を創出していける団体になっていけるよう、事業をより進化させていくこと、アイデアを膨らませて実現していくこと。また、収益化していくための事業プランニングを強化し、安定して事業を加速させたい。そんなスキルを活かしていただけるような人材を求めています。

条件

●活動期間:12ヵ月以上
●活動地域:岩手県山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市
●活動支援金:250,000円/月(委細面談)
  →ETIC.震災復興リーダー支援基金より支給
 → ジョンソン・エンド・ジョンソンよりETIC,震災復興リーダー支援基金にご支援を頂いています
●生活支援:住宅支援なし、食事現物手当てあり、宿泊場所あり、現地交通費支給なし
●その他:右腕終了後、改めて団体と雇用関係を結んだ上で業務継続する可能性あり(月給10〜15万円程度。給与及び勤務条件は、採用時に協議の上決定。)

リーダーからの想い

震災以前より、自然と人と生物がイキイキ暮らす「持続可能な地域」や「未来のライフスタイル」を模索し、世界や日本を廃油のみで巡り、様々な人と出会い、エコエネルギービレッジなどに対する独自の研究を行ってきました。震災時に岩手にいたことがきっかけで、311という大災害時に、現在までプロジェクトで培ってきたことを結集し活動を始めることとなりました。そうした一連の活動の中で、「エネルギーと食の自給自足」の新しい地域スタイルのモデルが今まさに必要であり、それは被災地や過疎高齢化する地域のみならず、世界の人々の光になると確信しています。それをご縁の深い岩手県沿岸で一歩づつ実現していきたいと強く思っています。

こんな人を待ってます!

■『こんな人材お待ちしています!』
・事業プランニング、収益化、販売企画戦略の仕組みを共に構築して頂ける方(経験者なお可)
・WEBマーケティングやECサイトに関心のある方(経験者なお可)
・必要に応じ幅広い業務に対応しようという思いのある方
・普通運転免許証をお持ちの方(マニュアル有はなお可)

■『こんな仲間を募集中!』
「身近な自然再生エネルギーをくらしに取り入れた、新たな循環型地域づくり」を幹として、今ある地域の宝を大切に、新たな発想で持続的地域づくりを行う活動です。
内容はコミュニケーション、エネルギー技術、商品開発、地域レストラン、農業食育、ツーリズムなど多岐な分野にわたり、それらが有機的につながりあう総合事業です。上記業務はもちろん、全般においてもつねに新たな工夫を考案し、意見を交わしブラッシュアップしていこうという意欲のある方。経験分野問わず、私たちの想いに共感し、柔軟な発想で事業を構築していくことのできる仲間を募集します。

ETIC.の担当スタッフから一言

このプロジェクトは単にエネルギーの再生・循環には留まりません。地域の方々に場と出番を提案して、外から来た様々なボランチィアや協力者の方と、人間的にも繋がり、一緒に協力しあい、循環する、という側面を持っています。つまり、人のエネルギー循環プロジェクトでもある訳です。
被災耕作地を再生し、菜の花から菜種油へ、というモノとしてのハード的な循環と共に、人びとの心も好循環する事により、より良い状態を作り上げていこう、というのが目指す姿です。

基本情報

テーマ まちづくり、自然エネルギー
主な活動地域 岩手県山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市
受入団体 一般社団法人ユナイテッド グリーン
WEB 準備中です

個別相談会に参加する

まずは右腕について詳しく知りたい方は個別相談会にご参加ください。

代表者紹介

山田 周生(一般社団法人ユナイテッド グリーン・代表理事)

フォトジャーナリスト・写真家。25歳の時にバイクでサハラ砂漠を単独縦断、その後世界各地を巡り、自然と人が関わりながら進む長距離レース(パリ・ダカールラリー/キャメルトロフィー/アドベンチャーレースなど)の撮影を行いながら、世界の多様性やヒトと自然の共存、先住民や文化などをテーマに撮影取材を続ける。その中で「持続可能なくらし」を模索し、自身の移動にも環境へのインパクトの少ない手段を求め、2005年に廃油から作るバイオディーゼル燃料(BDF)のテストプロジェクトをスタート。2006年日本縦断、欧州縦断、ダカールラリー参戦(入賞)などのテスト走行を経て2007〜2008年にはBDFを自給しながら地球一周を完走。2009年に日本一周を出発、その最中に東日本大震災に遭遇。現在まで被災地に居住しながら「自然再生エネルギー」を根幹とした活動を行う。またこれまでの実体験に基づいた多様なプロジェクトが注目され、各地の学校・市民団体・行政などが主催で、のべ500以上の講演やイベント参加を行ってきた。バイオディーゼル燃料利用推進協議会名誉会員。

スタッフ(右腕)紹介

戸上昭司(右腕)

詳細プロフィール

この情報をシェアする

その他の募集中のプロジェクト

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

THINK TOHOKU 2011-2021 これまでの5年を振り返り、これからの5年をともに考えていきます。

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

右腕希望の方々向け個別相談会開催中 申し込みはこちら

SITE MENUサイトメニュー