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プロジェクト 浪江町広報コーディネーター

福島県募集終了10130viewsshares2013.06.11

「情報の力」で避難生活を送る町民の不安を軽減し、自治体と住民とを繋ぐ

浪江町広報コーディネーター

テーマ:地域のつながり誇れる地域をつくる 活動地域:浪江町福島県二本松市 職種:制作・クリエイティブ資金調達・IR・広報

活動サマリー

■背景・ニーズ
東京電力福島第一原子力発電所の事故により、21000人余りの町民が避難をした浪江町。町のほとんどは、原発より20km圏内の警戒区域で、その他のエリアも計画的避難区域に指定され、長期間にわたり避難を余儀なくされている現状です。現在、福島県内だけでも、浪江町の仮設住宅は30ヶ所に分散して建てられており、借上げ住宅も含め、町民はもとのコミュニティと関わりなくバラバラに暮らしています。さらに、県外の全国46都道府県へ6700人が分散して避難しています。
こうした状況の中、町では、町外で生活再建ができる環境を整えていくとともに、5年後に帰町開始ができる環境整備を進めるため、今後、町外コミュニティの構築や、津波被災地における復興まちづくりを行います。
広域分散する方々が避難生活の今を乗り切り、今後とも絆を保っていく上では「広報」が非常に重要な役割を果たしており、住民の方々に求められるコンテンツを提供することが必要になっています。浪江町としても、情報統計係が中心となり、月2回の広報誌、ホームページ、フォトビジョンなどを用いて、住民の方々への情報発信を行っています。
一方で、わずか2名の体制でこれらの情報発信を行っており、情報発信はしているものの、住民の方々からは「情報が足りない」という声が多く聞かれ、現状にはギャップが生じています。
この状況を改善し、町民の不安に応えられるコンテンツを提供し続けていくために、広報体制を強化し、住民の方々への情報発信がどうあるべきか、それを見直していくことが必要となっています。

■プロジェクト概要
浪江町広報コーディネート
・県内30か所の仮設住宅、借り上げ住宅避難者、また県外46都道府県に避難されている町民の方々の不安に応えられる情報発信の実施(月2回の広報誌の発行やホームページ、フォトビジョンなど)
・その他、町民ニーズに応える情報発信を行うために必要な各種施策の実施

業務内容

①現状の広報業務の流れづくり(まず広報チームみんなで「考える」余裕を作る)
実際に、現状の広報業務の一部を担当(取材・執筆・編集等)しながら、広報業務の流れを改善。また現場を歩くことで、町民の方々のニーズを肌で感じる。
②広報内容の質の向上(課題の整理・改善)
広報誌(広報なみえ、お知らせ版)、フォトビジョン、メールマガジン、ホームページのコンテンツの課題の整理・改善:編集・デザイン・情報の把握方法の見直し。
③役場内のコミュニケーションを向上させるとともに広報体制の見直し
広報部門だけでなく、役場内の各セクション自らが広報マインドを持ち、自ら情報の受発信が主体的にできる体制・風土の構築。
④役場外の広報活動者のネットワーク形成
役場だけでなく、町民の方や団体など、取材力があり、場合によってはその団体自身が持つ情報を、より広範な町民の方々と広報というツールを通じて共有する。
→これらを通じて避難生活の不安の軽減、絆の強化を図る。

条件

●従事期間:12ヵ月以上
●勤務地:福島県二本松市
●給与:260,000円/月(委細面談)
  →受入団体より支給
●生活支援:住宅手当なし、現地交通費支給あり、食事手当なし、赴任交通費支給なし
●その他:継続雇用の可能性あり
<条件> 2014年3月末で一旦契約形態の見直し有   

リーダーからの想い

・全国に分散する方々を支えていきたい。その想いで浪江町では震災前よりも広報誌の発行頻度の増加、各世帯郵送、フォトビジョンによる画像でのお知らせ・風景や集い状況の共有、メールマガジンによる迅速なお知らせなどに取り組んできました。
・ふるさとの復興活動が本格化する中、広報の人員を強化できない状況にあり、その一方では、広報の質の向上や内容の見直しをしていくことも、同時に求められています。
・通常の自治体とは違った切り口でのチャレンジをしてきていますが、避難者の方々の期待に応えるには、さらなるブラッシュアップをしていきたい、そして継続的に実現できる体制を作っていきたいと考えています。
・私たちはこの分野における専門人材の支援を求めています。

こんな人を待ってます!

・ご自身として編集や出版など、誌面づくり・広報媒体づくりの実務経験を有している方
・編集や出版等の経験を踏まえて、町スタッフに指導が出来る方
・住民の立場に寄り添いながら、コミュニケーションがはかれる方
・町民側・役場側の課題やニーズを的確に捉え、業務設計や提案を行える方
・企業などの広報戦略の立案経験のある方

ETIC.の担当スタッフから一言

準備中です

基本情報

テーマ コミュニティ再生
主な活動地域 二本松市を中心とする福島県内
受入団体 浪江町
WEB 準備中です

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代表者紹介

佐藤 祐一(浪江町役場 復興推進課 課長補佐兼情報統計係長)

総務、保険、税務、企画などを経験し役場一筋29年目になる。家族は妻と子ども3人おり、被災後2年間は家族は会津に避難していたため、離れ離れで生活しておりましたが、4月からは郡山市で一緒に生活しています。
広報は初めてなので今は手探り状態です。立場が課長補佐も兼務なので、情報政策と広報と範囲が大きすぎて四苦八苦しております。

スタッフ(右腕)紹介

中川雅美(右腕)

詳細プロフィール

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