活動サマリー

石巻市の小学生から大学生を対象に映像ワークショップやプログラミングワークッショップ、その他ITに関連するプロジェクトを定期的に開催します。

【昨年の実績】
■2012年7月　石巻hakathon
石巻では最大規模の開発イベント(参加者70名)
3日間宮城県石巻工業高校を借り、地域産業を活性化させるアイディアコンテストを実施し、そのアイディアで必要なプログラムなどの開発を行う。
また、高校生へのアプリ開発キャンプを行い、これまでアプリを作成した事がない学生がアプリ開発ができるようになるまで育つ。
※ 学生たちへはその後も講習フォローをし現段階で一人5本以上のアプリを作成。

■東北TECH道場
東北地方のエンジニアのボトムアップを目的としたイベントを第1回目を全4回11月〜12月にかけて開催。
Googleや楽天のエンジニアを招き若者に技術講習を行った。
第2回目も開催決定しており、2月2日より3月30日の2ヶ月間。

■ITキャンプ(2回開催済み)
小学生を対象にした映像制作ワークショップ。
デジタルデバイスを活用し子供達が各々の感性で被災地の今を撮影する。
それを3分の動画へ編集し発表会をするという1泊2日のワークショップ。

■UI/UX講習会
首都圏で活動中のUXデザイナー2名によるUX/UIについての講習を実施。

業務内容

基本的な業務はワークショップやイベントなどのプロジェクトを企画から作り、運用まで行う事となります。
IT系のワークショップが多くなりますが、スキルとしてITスキルがあればうれしいですが、特にスキルは問いません。
ワークショップやイベントなどのプロジェクトを問題なく遂行する事。また、より成果が上がるような進行を期待します。

条件

●活動期間:6カ月以上
●活動地域:宮城県石巻市
●活動支援金:150,000円/月(委細面談)
　 →ETIC.震災復興リーダー支援基金より支給
●生活支援:宿泊場所あり
●その他:右腕終了後、改めて団体と雇用関係を結んだ上で業務継続する可能性あり

リーダーからの想い

イトナブとは、「IT」+「学ぶ」+「イノベーション」+「営む」の造語で、ソフトウェア開発やウェブ制作など「IT」を学べる環境を若者に提供し、新しい産業を石巻に生むべく立ち上げたプロジェクトです。なぜ「イトナブ」を立ち上げたかと言うと、「仕事の選択肢が少ない」という現状を打破したかったからです。 　私自身も地元である石巻で、高校3年生の夏休み前までは就職を考えていました。しかし、本当にやりたい仕事なのかどうかと悩み、秋には急遽進学に切り替えた過去があります。石巻という街は環境面ではとても大好きでしたが、産業面ではあまり好きになれなかった結果、当時は石巻を離れる道を選びました。私と同様に、街に産業が少ないために石巻から離れざるをえない若者は少なくありません。 　しかし、一度石巻から離れた人間だからこそ石巻のよさを再確認し、石巻をよりよい街にしたいと考えました。新しい産業を作ることで同じモヤモヤで悩んでいる若者の数%でも新しいフィールドへ導きたい。そんな想いで「イトナブ」を立ち上げました。

こんな人を待ってます！

基本的にIT系の活動がメインとなりますが、ワークショップ・イベントなどのプロジェクトマネージメントが主な業務になるのでコミュケーション能力や企画推進能力に長けている人材を歓迎します。
また、対象は若者(小学生から大学生)になりますので教育に興味がある方でもうれしいです。

ETIC.の担当スタッフから一言

多様性のある講師の大人と出会うことで、高校生たちが卒業後の進路を考え直したり、アプリ開発を学んだ高校生たちが、次の子どもたちを教えるというサイクルができつつあるこのプロジェクト。単なるICT 教育にとどまらない可能性を主体的に進めてくださる方を待っています。

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